本記事では、モバイルモニターを10台以上レビューしてきた筆者が、その経験に基づきモバイルモニター導入による効果や選び方、おすすめ機種についてまとめています。数多くの機種からピッタリの1台を見つけるためのお手伝いになれば嬉しいです。
こんにちは。モバイルモニターオタクの、はしかん(@hashikan3)と申します。

モバイルモニターを導入したら、在宅ワークやカフェでの作業、ゲームや映画鑑賞がとても捗るようになりました!
1台あるとかなり便利なので、この便利さをぜひ共有したいと思いこの記事を書きました!
どこにでも持ち運んで手軽に使えるので、カフェでPC作業する際もデュアルモニターで効率的に作業できますし、自宅内でも自分の机だけでなく1台あればどの部屋でも使えてとても便利です!

ただ、モバイルモニターと一言で言っても数多くのモデルが出回っており様々な大きさや解像度、入力方法があります。
そこで本記事では「種類が多すぎで結局どれを選べばいいの?」という方向けに、モバイルモニターを数多くレビューしてきた筆者が、モバイルモニターの選び方と、実際に使ってみて良かったおすすめのモバイルモニターベスト6をご紹介していきます。

モバイルモニター選びの参考になれば嬉しいです!

No1モバイルモニターの特徴は以下の5つ。
- 15.6インチFHD(1980×1080)アンチグレア(非光沢)液晶パネル採用
- USB TYPE-Cケーブル 1本でPCやスイッチと接続できるうえ、HDMI入力にも対応
- USB PD対応(モニター経由でPCやスイッチに電源供給可能)
- ステレオスピーカー内蔵
- スタンドカバー付属で持ち運びラクラク
また、ゲームをメインの用途としてお考えの方はこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

気になるところまで読み飛ばす
モバイルディスプレイでできること
モバイルモニターの最大の魅力は”簡単に持ち運べる”こと。

作業がはかどる環境を好きな場所に構築することできます!
カフェに持ち込んで、ノマドワークも効率化!

自宅内での在宅ワークはもちろん、気分転換にカフェで仕事したい時にもダブルモニターで効率化できます。

カフェでダブルモニター。控えめに言ってめっちゃ快適!です!
PS4やスイッチ(ゲーム)や映画鑑賞がどこでも楽しめる!

HDMI入力端子があるモバイルディスプレイであれば、「Fire TV Stick」 を直接接続していつでもどこでも映画が楽しめたり、PS4やスイッチなどのゲーム機を接続してゲームも楽しめます!
また、スイッチのドック機能を内蔵しているモデルであれば、TYPE-Cケーブルで接続するだけでモニターに映すことができるモデルもあります。
詳しくはこちらの記事でご紹介していますので参考にしてみてください。
縦置きにして文書作成の作業性向上!
やはり「ブログ執筆」や「Word文書作成」などといった縦書き文書作成では縦置き表示が便利ですね!

どのモバイルディスプレイでも、PC側のディスプレイ設定で縦表示設定を行うだけでOK!
Windows10だと、デスクトップで右クリックして「ディスプレイ設定」を選択すると出てくる設定画面で変更が可能です。

また、ASUSのモバイルモニターには、モニター本体を縦置きにすると自動で設定が切り替わる便利な機能を搭載しています。(ASUS製品のレビュー記事一覧)



モバイルモニターを導入した理由
僕がモバイルモニターを導入した理由は主にこの2つでした。
- 仕事の作業効率向上のため
- モニター1台でどこでも使え、不要なときは収納できる環境にしたいため
仕事の作業効率を上げたかった

おそらくこのページをご覧になっているほとんどの方が、
- 仕事の効率化を図りたい
- 自分の部屋にTVないけど、大画面でSwitchをやったり、こっそりPS4がやりたい。
といった目的があるのではないでしょうか。
そして、
- モバイルディスプレイって小さいくせに高いけどホントに買いなの?
- ゲームとか動画とかできるの?応答速度とか遅いんじゃ?
といった疑問をお持ちで、なかなか購入に踏み切れないのではないでしょうか。
僕の場合は、前者の「仕事の効率化を図りたい」という目的でした。
そこからモバイルモニターのことを調べ始めたのですが、機種が多すぎてどれが良いのかわからず、なかなか購入には至りませんでした。

しかし、もっと早く買うべきだったと後悔しています。
実際に2画面になると、1画面のときとは全く違い、業務効率が体感的には2倍から3倍くらいに変化しました。
1画面だと、複数のウィンドウを切り替える必要がある場合、いちいち今の画面を最小化して見たい画面を最大化して・・・・という無駄な作業が毎回発生し、スムーズに作業が進みません。
試しに数値化してみました。
1分間に一度画面を切り替えたと仮定しその作業に3秒かかったとします。
これを1日中(8時間が業務時間とした場合)繰り返した場合、
3(秒) x 60(分) x 8(時間)=1,440(秒)=24(分)
なんと、1日に24分も無駄にしていたことになってしまいます!

月に換算すると稼働日20日だとして x20すると8時間になるから・・・。つまり、毎月1日分の無駄が・・。え・・そんなに!?
これが1つ目の理由です。
買ったら最大限活用し、不要なときは片付けたかった

モニター1台購入するだけでも数万円の投資となるわけですから、どうせなら最大限活用したかったので据え置き型のモニターよりも持ち運べるモバイルモニターにしようと考えました。
さらに、僕が普段仕事をしているオフィスは「フリーアドレス」になっているので、毎朝出勤したら個人用ロッカーから持ち運びバッグを取り出して好きな席に持っていき、外出するときや帰宅する際には全てきれいに片付ける必要があります。
自席が固定されておらず、好きな席に座って仕事ができるオフィスレイアウトのことです。
仕事で使う書類やノートパソコンはこのようなバッグに収納して持ち運んでいます。
フリーアドレスでダブルモニターにするには、持ち運びできるモニターが必須だったんですよね。

これらの理由からモバイルモニターを導入することに決めました!
モバイルディスプレイを選ぶ基準
僕が機種選定の際に要件として選定したのは以下の項目です。
僕の機種選定時の要件
- 画面サイズと軽さ
- 解像度
- 入力端子の種類
- 液晶パネルの光沢の有無
- タッチパネルの有無
- バッテリーの有無
- 価格
画面サイズと軽さで選ぶ

「モバイルディスプレイ」と言うくらいなので、持ち運んでどこでも使えることはもちろんなのですが、画面サイズによって視認性や携帯性が変わってくるので、自分の用途に合わせてバランスを考えることが非常に重要です。画面サイズは小さなものでは7インチから、大きなものでは20インチに迫るものもありますが、主なサイズとしては13.3インチ、15.6インチ、17.3インチあたりが主流です。
13.3インチのように画面サイズが小さいと当然軽くて持ち運びやすいですが、表示領域が狭かったり表示内容が小さくなりがちというデメリットもあります。そのため個人で使う用途に向いてます。
一方17.3インチのように画面サイズが大きいと表示領域が広く、文字も大きく表示できるメリットもある反面、物理的に大きくなり重量も増えるので、持ち運びにくくなるというデメリットがあります。大きなサイズは顧客先でもプレゼンだったり、数名で同じモニターを見ながら打合せを行うなど、複数人で使う用途に向いています。
中間の15.6インチは両者のいいとこ取りをしたバランス重視の方におすすめです。
よくわからない場合はご自身の利用シーンを想定して、
- 持ち運び重視 → 小さめ(13.3インチ)
- バランス重視 → 大きめ(15.6インチ)
- 視認性重視 → 大きめ(17.3インチ)
で選択しても良いと思います。
僕はオフィスで使うモニターは「持ち運びバッグ」に入る大きさが良かったので、バッグの内寸を測って13.3インチの『EVC-1302』を購入し、自宅で使うモニターは大きくて解像度の高い製品が良かったので15.6インチ4Kモデルの『MISEDI MI-613』を購入しました。
どちらの機種も個別レビューしているので参考にしてみてもらえると嬉しいです。

大きさ別の記事一覧はこちらからどうぞ!
解像度で選ぶ

標準的な解像度はフルHD(1980×1080)ですが、中には2K(2560×1440)や4K(3840×2160)といった高解像度のモバイルモニターも安く販売されるようになっています。
僕は仕事やブログ執筆という目的で1台目のモバイルモニター購入に踏み切った時、2Kの解像度の物を選択しました。これが非常に美しくて、「モバイルモニターってこんな小さいのにこんなにきれいに映るのか!」と感動したのですが、業務利用メインであれば、正直フルHDまでで十分だと思いました。
理由としては2K表示にするとかなり文字が小さくなりますし、そもそもPC側がそんな高解像度には対応していない場合もあるので、結局会社ではフルHD表示で使ってたんですよね。
ただし、きめ細かい画質で写真や動画編集したいとか、ゲームや映画を美しい映像で楽しみたいといった明確な目的がある場合は別です。そんなときはぜひ4Kなどの高解像度モバイルモニターを選んでみて欲しいです。

やはり高解像度はさすがに綺麗!。
▼高解像度の4Kモニター『第6位! MISEDI MI-613 15.6インチ 4Kタッチパネル搭載モバイルモニター』まで飛ぶ
入力端子の種類
モバイルモニターの入力端子の種類は大きく分けて2種類あります。
- USB TYPE-C
- HDMI
USB TYPE-C

現在新しく発売されているノートパソコンのほとんどの機種にUSB TYPE-Cポートが搭載されています。特徴としては上下の向き関係なく接続でき、伝送速度が早くHDMIケーブルと同じように映像と音声を同時に伝送できます。
それだけでなく電源の供給までできるので、パソコンからモバイルモニターへケーブル1本接続するだけでOK。HDMIのように別途モニター用に電源を確保する必要がありません。そのため、荷物もコンパクトですみます。


非常にラクチンです!
今使っているパソコンにUSB TYPE-Cポートが搭載されていていればモバイルモニターとの接続が簡単に行えます。
HDMI

HDMIは標準的なモニター接続方法ですよね。パソコン側にHDMIが搭載されていればモバイルモニターとHDMIケーブルで接続可能です。大抵、モバイルモニターにHDMIケーブルが付属していますが、別途ケーブルを準備する場合は2つ注意すべき点があります。それは端子の大きさとHDMIケーブルの規格です。
HDMIには端子の大きさが3種類あります。
- 標準 HDMI
- Mini HDMI
- Micro HDMI
一般的なのは標準HDMIポート。パソコン側は標準HDMIを搭載したタイプが多いですが、モバイルモニター側で一番多いのはMini HDMI。続いて標準HDMIが多いです。モバイルモニターに付属しているHDMIケーブルはモニター側のHDMI端子の種類に合わせたケーブルになっていますがPC側の端子は標準HDMIケーブルになっていることがほとんどです。PC側がMini HDMIになっている場合は大きさに合わせてケーブルを選択しましょう。
規格についてはHDMI1.4、2.0、2.1といったバージョンがあり、例えば解像度4K リフレッシュレート60Hzで表示させたい場合はHDMI 2.0以上じゃないと表示できません。これも別途買い換える場合は注意する必要があります。
液晶パネルの光沢の有無


液晶パネルに光沢が有るか無いかで映像の美しさや画面の見やすさに影響が出てきます。映画などを観る場合は光沢があるほうが映像に艶が出て画質が良く感じますし、仕事で使うのであれば非光沢の方が目に優しいし画面が見やすいといった特徴があります。
好みが別れますが、よくわからない場合は光沢ありを買っておいて気に入らなければあとから非光沢フィルムを貼るという方法もあります。
タッチパネルの有無

タッチパネル搭載であれば、モニターをタッチしてPCを操作することも可能になります。
スマホやタブレットと同じく、スワイプしてページをめくったりピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小が簡単にできるので、プレゼンなどで非常に便利!
またスマホが対応していれば、スマホとモバイルモニターを接続して大画面でスマホゲームを楽しむことも可能。このような使い方をしたい場合はタッチパネル搭載モバイルモニターが必須となります。
バッテリーの有無

バッテリーを搭載している場合はHDMI接続の場合やスマホとの接続時にモニター側に別途電源を用意する必要がありません。バッテリーの持続時間にもよりますが、持ち出した際の利便性が格段に向上します。
特に電源が確保出来ない場所で使用する場合は、バッテリーを搭載しているか否かで作業できる時間が大幅に変わります。

なるべく電源に有無に左右されずに作業したいですよね。
価格
価格帯は安いもので2万円弱くらいから、高価なもので4万円くらいまでが主流です。
値段は安い方が良いに決まっていますが、まずは「何に使うのか?」「どこで使うのか?」といった目的や利用シーンを想像しながら、「持ち運びやすさ・機能性」で選んだほうが絶対に後々後悔しなくて済みます!

安物買いの銭失いは一番避けたいところ…。
おすすめのモバイルモニター

それでは僕が実際に使ってみて「これ良いな!」と思ったモバイルモニターをご紹介します!
第1位! EVICIV EVC-1506

「EVICIV」の『EVICIV EVC-1506』という15.6インチのフルHDモデルです。
「何も言わずにオススメの1台を教えて!」と言われたら僕はこれをおすすめします。
理由はこの3つ。
- これ1台で仕事もゲームも何でもこなせる拡張性の高さ
- 作りがしっかりしていて剛性感がある
- コスパが高い
僕の好きな言葉の一つに「コストパフォーマンス」があります。
いかに高機能で安いか・・・。これに人生を掛けていると言っても過言ではありません。
拡張性の高い基本性能を有し、充実した付属品を備えているにも関わらず、2万円前後の値段で買える!というところが一番大きなポイントです。
映像入力は標準HDMIとMini Displayポートにくわえ、TYPE-Cにも対応しており、PC側が対応していれば付属のUSB TYPE-C ケーブル1本で接続できます。
スイッチとのTYPE-Cケーブル1本による接続も可能で、ゲーム用途にもバッチリ使えます。

在宅勤務でお仕事に使いたいお父さんからスイッチやPS4で遊びたいお子さんまで、家族みんなで使えます。これ1台あれば大活躍すること間違いなしです!
その他のオススメポイント
- 液晶がノングレアで光の反射を抑え目に優しい
- PD対応でTYPE-Cケーブル1本で接続可能
- 左下の穴にペンを差し込んでスタンドにできる
- TYPE-C、フルサイズのHDMI、Mini DPポート対応かつOTGポートも搭載で拡張性バツグン
- スタンドカバー付属
- このスペックで2万円台で買える!(セールやクーポン利用で2万円を切ることも)
デザインもシンプルでかなりコスパが高く、非常にオススメの1台です!

こちらの記事で詳しくレビューしていますので参考にしてみてください。

また、少し小さめの13.3インチモデルをお探しの場合は、基本性能は同じで小型の「EVC-1301」や「EVC-1302」もあります。
それぞれの相違点のみを簡単に比較表にまとめました。
EVC-1301 | EVC-1302 | |
---|---|---|
薄さ | 10mm | 最薄部5mm |
重さ | 624g | 492g |
付属品 | スタンドカバーあり | スタンドカバーあり |
ポート | TYPE-C+標準HDMI | TYPE-C+Mini-HDMI |
VESA規格ネジ穴 | あり ※モニターアームに装着可能 | なし ※モニターアームに装着不可 |
ペンをスタンドに | できる | できない |
OTGポート | あり | なし |
「EVC-1302」の方が薄くて軽いですが、拡張性が高いのは「EVC-1301」です。
どちらも捨てがたいのですが選び方としては、屋外にはあまり持ち出さずモニターアームに取り付けて使いたい場合や「HDMIポートは標準HDMIの大きさが良い」という場合、またはOTGポートにキーボードを接続して使いたい場合は「EVC-1301」。
一方、外出先で使うなど、持ち運んで使う機会が多い方は軽くて薄い「EVC-1302」を選択されるのが良いと思います。
詳細レビュー


第2位! I-O DATA EX-LDC161DBM

「やはり日本製が良いな・・。」とか「保証期間が長いほうが安心できるんだが・・。」という方には「I-O DATA EX-LDC161DBM」がオススメです。
安心の日本製で、しかも保証期間も標準で3年付いてます。

モバイルモニターは流通しているほどんどの製品が中国メーカーなんですが、国内メーカーだと安心感がありますよね。
I-O DATA EX-LDC161DBMの特徴
- 15.6インチFHD 非光沢ADS液晶パネルを採用
- サイズの割にとても軽い本体
- モニター本体に角度を無段階調整可能なキックスタンドを内蔵
- TYPE-Cとmini HDMI入力に対応
- 日本製で3年間の保証期間
使っていて感じるのが、軽さは正義ってこと。
スタンド内蔵なのに730gという軽さを実現しており、持ち運んで設置したり片付けたりするときの取り回しが非常に楽です。
Nintendo Switchと直接TYPE-Cケーブルで繋いで使うことはできませんが(ドックを介せばHDMIで接続可能)、mini HDMI入力とTYPE-C入力に対応した使い勝手のよい入力系統と使い勝手のよいスタンドで、お仕事メインの方におすすめしたいモデルです。
メニューボタンの使いやすさや、設定メニューのわかりやすさも「さすが日本製!」って感じで、中国メーカー製のモバイルモニターにはない良さがあります。
詳細レビュー

第3位! kksmart C-1

kksmart『C-1』は15.6インチの薄型軽量モバイルモニターです。
kksmart C-1 の特徴
- 15.6インチFHD非光沢IPS液晶モバイルモニター
- Mini HDMIとTYPE-C入力に対応し、スイッチとのドックなし接続はもちろん、DP Alt Mode対応AndroidスマホとのTYPE-C接続にも対応
- 縦置き時にちょうど良い角度になる自立スタンドを本体に搭載
- スピーカーもなかなかの音質
- 付属品が充実しており、ポケット付きの持ち運びケースが秀逸
「kksmart」はまだあまり聞き慣れないブランドですが、kksmartの担当者に筆者が独自に確認したところ、このブランドは製造元は中国で、本国(中国)ではブランド展開しておらず、日本やアメリカなどの海外専売のブランドとのこと。
実際に2機種ほどレビューしてみると、どちらも非常に品質や機能性にあふれており、かつお値段もリーズナブルなのでとてもおすすめできるブランドだと感じました。

今後もしかすると1位に上り詰めて行く可能性すら感じています…。
『C-1』はスタンド内蔵なのに、本体重量はピッタリ700gという軽さを実現し、厚みもいちばん薄い部分で実測で5mm。
付属品も充実していて開けてすぐ使えますし、DP Alt Mode対応のAndroidスマートフォンとのTYPE-Cケーブル接続にも対応しているのも見逃せません。

縦置きしやすいように工夫されたスタンドもGood!
薄型軽量で高機能な15.6インチモバイルディスプレイをお探しの方におすすめしたいモデルです。
詳細レビュー

もう一台の『XD-1』はスタンドカバー付属のモデル。こちらもかなり良かったので参考にしてみてください。

第4位! InnoView INVPM001

InnoView『INVPM001』は値段が安いわりに高品質高機能が特徴のモバイルモニターです。
スタンドは本体内蔵で、最薄部5mmという薄型デザイン。映像入力はTYPE-C、HDMIのみならず、iPhoneを直接ライトニングケーブルを使って接続すればミラーリングできてしまうというスグレモノ。
この値段からは想像できないほど品質も高く、非常に満足度が高いモバイルモニターです。「コスト重視で選びたい!」といった方におすすめしたいモバイルモニターです。
InnoView INVPM001
- 15.6インチ非光沢IPS液晶パネルを採用
- スタンドは本体内蔵で無段階調整できる
- TYPE-C入力、mini-HDMI入力だけでなく、SwitchやiPhone、DP Alt Mode対応のAndroidスマホも投影できる
- ステレオスピーカー搭載
- 電源アダプターやHDMIケーブル、TYPE-Cケーブル付属ですぐに使える
- 値段が安い

ここまで薄いと剛性が心配でしたが、そんな心配は無用なほどしっかりしています。
唯一の欠点はモニター中央下部に大きくプリントされたロゴ。これが気になる方は多いはず…。(黒いマステを貼るという裏技も)
詳細レビュー

第5位! ASUS MB16ACE

『ASUS MB16ACE』もモバイルディスプレイを代表する製品の一つです。
薄さ8mm、重さがカバー込みで1kgを切るという薄型軽量設計で、持ち運びラクラクのモバイルディスプレイです。
WordやExcelを使ったお仕事で使う場合など、ビジネスメインの使い方であれば一番におすすめしたいモデルです。
ASUS MB16ACの特徴
- 15.6インチFHD 非光沢IPS液晶パネルを採用
- 画面を縦置きにすると自動的に画面設定が縦表示に切り替わる便利機能搭載(Windowsのみ対応)
- スタンド機能付きカバー付属
- USB-Cケーブル1本で接続可能。TYPE-Cだけでなく付属の変換アダプタを使えばTYPE-AポートしかないPCにも対応可能。HDMI入力はなし
- 安心のASUS製で、3年間の保証期間

どんなPCでもケーブル1本で接続できるし、自動的に縦表示になる便利さはこのモデルじゃないと味わえませんよ。
詳細レビュー

また、従来のTYPE-C入力のみのモデルに加え、Micro-HDMI入力とフロントステレオスピーカーを搭載した『ASUS MB16AH』が登場しました。
詳細レビュー


TYPE-CとMicro-HDMI入力に対応し、オールマイティーな1台に!
第6位! MISEDI MI-613

MISEDI MI-613の特徴
- 4K 15.6インチ IPS液晶パネル採用
- 静電容量方式10点マルチタッチパネル搭載
- 折りたたみスタンド一体型
- ジャイロセンサー搭載で回転させると自動的に画面が回転
- 厚さ6mmの超薄型設計
- シンプルデザイン
モバイルモニターにも4Kの流れが来ていますが、やはり4Kは映像のきめ細やかさが違います。

15.6インチというサイズでも、FHDと4Kの画質の差は明確ですね。
また、sRGBカバー率94%という表現力で、映像が非常に鮮やかです。
FHDのモバイルモニターと比較すると、価格がかなり高めなので、どうしてもFHDでは満足できない方や、4K出力に対応したPCで使いたい方、そして「PS4 Pro」や「Fire TV Stick 4K」などで使いたい方におすすめのモデルです。

いつでもどこでも4Kが楽しめちゃいますよ!
詳細レビュー

モバイルモニターを購入する前に注意しておくべきポイント
今まで僕はたくさんのモバイルモニターを買ってきましたが、実際に使ってきたモバイルモニターを元に、買ったあとに気づいた点や外観の特徴や付属品の注意点についてご説明していきます。
外観の特徴と注意点
外観に関する部分できちんと確認したいのは、下記の点。
- サイズや外観のデザインが自分のイメージと合っているか
- ほしい入力ポートを搭載しているか
- 液晶パネルは光沢(グレア)か非光沢(ノングレア)か
- モニターアームを使いたい場合は、VESA規格のネジ穴はあるか
サイズや外観のデザインが自分のイメージと合っているか
PCで使う際はPCでと並べたときの高さや位置関係をそれぞれのモバイルモニターの寸法を元に大体の大きさをイメージしてみてください。「あれ?思ったより小さかったな…。」とか、「これじゃ本棚に入らんやん…。」といったことにならないようにしっかり確認しましょう。
デザインについては比較的似たようなデザインが多いのですが、ベゼル幅は狭いほうがかっこよく見えます。あとよくあるのが「メーカーロゴが思ったよりでかい…」というもの。モバイルモニターは中国製品が多いので、デザインもしっかり確認しておきたいところ。



ほしい入力ポートを搭載しているか
入力ポートで必ず欲しいのは、HDMI入力ポートとTYPE-Cポートの2つです。
少し前はHDMIでの接続が主流でしたが、今どきのPCは必ずと言ってよいほどTYPE-Cポートを搭載しています。
TYPE-Cでは、音声と映像を1本で伝送できる上、ディスプレイ側からPCへの電源供給までできてしまう「USB PD」という規格も標準になってきていますので、このあたりも頭に入れておきたいところ。



液晶パネルは光沢(グレア)か非光沢(ノングレア)か
液晶パネルは光沢(グレア)か非光沢(ノングレア)の2種類があります。
動画や写真をきれいに楽しみたいときは光沢(グレア)がおすすめで、仕事やテキストを多く取り扱う場合は非光沢(ノングレア)がおすすめです。
また、グレアモデルでもノングレアのフィルムを貼ることでノングレア化することができるので、どっちか迷う場合はとりあえずグレアモデルを買っておくのも一つの手です。



モニターアームを使いたい場合は、VESA規格のネジ穴はあるか
意外と見落としがちなのは、背面にVESAのネジ穴がついているかどうかです。
のちのち、ディスプレイアームに取り付けて使いたい方は、必ず確認しておきたい点です。



付属品に関する注意点
最近のモバイルディスプレイは付属品が非常に充実しているので、さほど心配することはないですが、強いて言えば、下記の2点に注意してください。
- 持ち運ぶ機会が多いのなら、カバー付きモデルを選ぶべき
- 付属のケーブルでも使えるが、細身のケーブルに買い換えるのがおすすめ
持ち運ぶ機会が多いのなら、カバー付きモデルを選ぶべき
ほとんどのモデルがカバー付きモデルなのでほぼ心配はありませんが、たまに標準ではケースが付属していないモデルがあるので注意が必要です。
例えば『INVPM001』これはケースが付属していません。別売りで純正ケースが売られていますが、持ち運ぶことを想定しているのにケースが付属していないことを知らずに購入すると残念な気持ちになってしまいます。
付属のケーブルでも使えるが、細身のケーブルに買い換えるのがおすすめ
これは買ったあとに付属のケーブルに満足出来ない場合に検討すればOK。
例えば、「Lepow Z1」の付属品がこちら。
右からHDMIケーブル、TYPE-Cケーブル、電源用のTYPE-A to TYPE-Cケーブルの3本が付属しています。

さらにこちらは「Magedok」モバイルモニターの付属品ですが、一番太いケーブルがHDMIケーブルです。

たまにモバイルディスプレイなのに持ち運びに適していない太めのHDMIケーブルが付属していることがあります。そんなときは細めのケーブルに買い換えるのがおすすめ。

おすすめのケーブルがこちらのシリーズ。
これは標準HDMIからMini-HDMIへの変換ケーブルです。

細くてしなやかです~。イイね!

付属HDMIケーブルとの比較。端子もスッキリ!

細さも一目瞭然です。どちらが持ち運びに適しているか、言うまでもないですよね・・。

続いてTYPE-Cケーブル。
映像も音声も電源も全てTYPE-Cケーブル1本で運用したい場合は、両方の端子がTYPE-Cになっていて、かつUSB3.1 Gen2規格対応のケーブルを別途用意する必要があります。(※USB2.0規格のケーブルはだめです。)
最近のモデルはUSB3.1 Gen2規格のケーブルが付属していることがほとんどなので、心配する必要はなくなってきていますが、以前はUSB3.1 Gen2規格を満たしていないケーブルが付属していることが多かったです。
ここも一つポイントなので、購入前にしっかり確認し、別途必要な場合は用意しましょう。
こちらのケーブルでTYPE-C1本運用が可能です。
モバイルディスプレイの使用感
PCと接続した際の外観のチェック
15.6インチのモバイルディスプレイをノートPCに接続するとこのようになります。
PCは「HUAWEI Matebook X Pro」という13インチのモバイルPC。
シングルモニターとは表示領域が雲泥の差です。

横から見ると非常に薄いですね!

TYPE-C1本で接続できるモデルの場合は、このように非常にスッキリとした接続が可能となります!

モバイルディスプレイの良いところ
ここがグッド
- 軽くて薄いため持ち運びしやすく、どこでもダブルモニターで作業が可能
- 邪魔なときは本棚などに収められるので部屋がスッキリする
- ケーブル1本で接続できて便利
PCが TYPE-C USB3.1 Gen2 に対応していて、ケーブルもそれ対応のケーブルを使用すればケーブル1本で接続できちゃうところが最高に素敵ですね。
モバイルディスプレイのイマイチなところ
細かいことなのですが、強いてあげるとすると
ここが残念
- 大きい画面サイズがお好みの方には向いていない
- スピーカーの音質を求める方には向いていない
くらいかなと思います。
個人的にはモバイルディスプレイに対してはメリットしか感じていないのですが、モニター1台で音質や大きさなど全てを求めたい方には向いていません。
まとめ
モバイルモニターはサブモニターとしても使えますし、PS4やスイッチなどのゲーム機や「Fire TV Stick」 といったデバイスと組み合わせることで様々な用途で利用できるので、一台あるととても重宝します。

モバイルモニターはAmazonで探すとかなり多くの機種が出回っていますが、お気に入りの一台を見つけるために少しでも参考になればうれしいです!
この記事でおすすめしているモバイルモニターはこちらの6種類です。
第1位 EVICIV EVC-1506
フルHD画質でTYPE-C1本運用可能なモデルです。
さらにPD対応で、接続するデバイスにモニターを介して電源を供給できます。
液晶パネルがノングレアなので、光沢の液晶が苦手な方にもオススメです。

第2位 I-O DATA EX-LDC161DBM
安心の日本製で保証期間3年。HDMIとTYPE-Cの2系統で入力でき、しかもスタンド一体型のモデルです。
15.6インチの割には軽い本体と、使いやすいメニューはさすが日本製だと感じさせます。

第3位 kksmart C-1
縦置きに便利なスタンドを内蔵した15.6インチFHDモバイルモニター。薄型軽量で、PCやスイッチのみならず、DP Alt Mode対応のスマホも接続できます。
価格もリーズナブルで、高コスパモデルです!

第4位 InnoView INVPM001
手っ取り早くモバイルモニターを試して見たい方にはこれがおすすめ。
値段が安いのに高品質かつ高性能で、TYPE-C入力やHDMI入力にも対応し、かつiPhoneの直接接続にも対応しているモデルです。iPhoneを直接ミラーリングできるモデルは僕は今のところこのモデルしか知りません。
キャリングケースが標準では付属していませんが、別売りで純正ケースが販売されていますし、本体内蔵のスタンドは無段階調整可能で非常に便利。
「安かろう良かろう」もここまで来たかと感じさせてくれるモデルです…。末恐ろしい…。

第5位 ASUS MB16ACE
ビジネス用途で活躍してくれるモデル。
スピーカー非搭載、HDMI入力非搭載ですが、USB TYPE-AまたはTYPE-Cポートのどちらかが搭載されているPCであればケーブル1本で接続可能です。
さらに縦置きにしたときに自動回転機能やソフトウェアで明るさや色合いが変更できるところなんかは、さすがはASUSと思わせる一品です。

第6位 MISEDI MI-613 15.6インチ 4Kタッチパネル搭載モバイルモニター
15.6インチの4K解像度を誇る超高画質モバイルディスプレイです。
4K出力対応PCのサブディスプレイとして作業効率を上げるもよし!
PS4 Proを自分専用のモニターで楽しむもよし!
ぜひ4Kの世界に足を踏み入れてみてください!


あんまりたくさんおすすめしていると「結局どれが良いの!?」となりがちなので、6機種に厳選しました!
ぜひお気に入りの一台を見つけてみてください!
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました!







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