本記事では、2020年9月に発売された10,000mAhのPD対応小型モバイルバッテリー『RAVPower RP-PB186』をご紹介します。2019年10月発売の同型番のリニューアル版で、最大出力が18Wに下がったかわりに1,000円ほど安くなり3,000円を切るというコスパを実現した製品です。
今回ご紹介する『RAVPower RP-PB186』は、実用性の高い10,000mAhの容量を持つPD対応小型モバイルバッテリーです。
18Wの最大出力のおかげで、iPhone11などの最新スマホへの急速充電が可能。
うっかり充電を忘れてしまったときや、長時間作業するときなど、様々なシチュエーションで活躍してくれるモバイルバッテリーです。

ココがおすすめ
- 実用性の高い10,000mAhの容量で最大18WのUSB PD出力に対応
- 小型軽量で落ち運びしやすい
- Nintendo Switchへの充電にも対応
- 10,000mAhクラスのPD対応モバイルバッテリーではかなり安めの値段設定
安い分付属品も最小限であるなど、旧型と比較して劣っている部分もありますが、一般的に必要とされている基本スペックを十分に満たしつつ安く手に入る『RAVPower RP-PB186』はかなり魅力的なモバイルバッテリーです。

メモ
本記事はメーカー様よりサンプル品をご提供頂き作成しています。
気になるところまで読み飛ばす
RAVPower RP-PB186 のスペックと外観
スペック
モデル | RP-PB186(リニューアル版) |
バッテリー容量 | 10,000mAh / 36.3Wh |
PD Input | 5V/3A、9V/2A 最大18W |
PD Output | 5V/3A、9V/2A、12V/1.5A 最大18W |
USB-A Output (iSmart) | QC3.0 5V/3A、9V/2A、12V/1.5A 最大18W |
Total Output | 5V/3.4A 最大17W |
サイズ | 幅 111mm x 奥行 51mm x 厚み 25 mm |
重さ | 185g |
18Wの最大出力のおかげでiPhoneの急速充電にも対応していますし、日常的に使うのには十分なスペック。

外観
外観デザインは旧型の「RP-PB186」と全く一緒で、角が丸くなっていて持ちやすい形状になっています。
同梱品一覧
- モバイルバッテリー本体
- TYPE-C to TYPE-C 充電ケーブル
- 説明書
- ワランティーカード

付属の充電ケーブルは両側とも TYPE-C のタイプのもの。
サイドに電源ボタンとバッテリー残容量のLEDインジケーターがあります。
基本的には機器を接続すると自動的に充電が始まり、電源ボタンを押すことで4段階のLEDでバッテリー残容量を確認可能です。
充電ポートは2つ。
USB PD対応のTYPE-Cポートが1つと、iSmart対応のTYPE-Aポートが1つの合計2つです。
1台ずつの充電はもちろん、最大2つのデバイスに同時に充電可能です。
裏側には型番やスペックが細かく記載されています。
大きさと重さ
本体サイズは 幅 111mm x 奥行 51mm x 厚み 25 mm。
ちょうど良い大きさで非常に握りやすいです。
iPhone 11 Pro Max と並べた状態。コンパクトさがわかりますね。
Nintendo Switch と比較するとこのくらいの大きさ。
重さは実測値で185.3g。
同じ10,000mAhの容量を持つ『Anker PowerCore 10000 PD Redux』と並べてもほぼ同じコンパクトさ。
ポートの構成も同じで、最大出力も18Wと基本スペックもかなり似ている両製品。
でも価格が『RAVPower RP-PB186』のほうが1,000円以上も安いです。
RAVPOWER RP-PB186 の特徴
10,000mAhの容量でiPhone11なら2.1回充電可能
充電回数
iPhone8 | 4.0回 |
iPhone 11 | 2.1回 |
Galaxy S10 | 2.0回 |
Nintendo Switch | 1.3回 |
iPad Pro 2018 | 0.8回 |

最大18WのUSB PD対応で様々のデバイスへ充電可能
通常のTYPE-Aポートと、USB PD(Power Delivery)に対応したTYPE-Cポートを備えているため、日常的に使う気機会の多いスマートフォンやタブレットをはじめ、ワイヤレスイヤホン、モバイルルーター、Nintendo Switchなど、様々な機器に対して充電が可能で、うっかり充電を忘れてしまってもこの『RAVPower RP-PB186』を常備しておけばしのぐことが可能です。
保証期間が最大2.5年と安心して使える
従来のRAVPower製品と同じく、これだけ安くても最大2.5年の保証期間に対応しています。
購入から18か月の標準保証期間+製品登録でさらに12か月の延長保証が可能です。

RAVPOWER RP-PB186 の充電性能チェック
まず『RAVPower RP-PB186』本体への充電性能をチェック。
モバイルバッテリー残容量が約半分の状態から充電開始した直後で約17.3Wで充電しています。
充電器はもちろん18W以上の出力が必要ですが、『AUKEY Omnia Mini』が小さいうえに安くておすすめです。
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【AUKEY Omnia Mini PA-B1 レビュー】20Wの超小型TYPE-C充電器 iPhone12と一緒にいかが?
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次にiPhoneへの充電テスト。機種はiPhone 11 Pro Max で、iPhoneのバッテリー残容量は約40%の状態です。
ちょうどピッタリ18Wで充電しています。
Nintendo Switchにもバッチリ充電できました。
Nintendo Switchのバッテリー残容量が約70%の状態で約10.4Wの出力で充電しています。

TYPE-Cポートからはスイッチへの充電やiPhoneをはじめとしたスマホへの充電に。


TYPE-AポートからはMicro USBポートを持った機器への充電といったように、身の回りの機器への充電には一通り対応しています。
まとめ

モバイルディスプレイも駆動できちゃいます
『RAVPower RP-PB186』は10,000mAhクラスのPD対応モバイルバッテリーの中では一番といっても過言ではないコスパを誇るモバイルバッテリーでした。

ココがおすすめ
- 実用性の高い10,000mAhの容量で最大18WのUSB PD出力に対応
- 小型軽量で落ち運びしやすい
- Nintendo Switchへの充電にも対応
- 10,000mAhクラスのPD対応モバイルバッテリーではかなり安めの値段設定
ココがざんねん
- キャリングポーチがついていない

『RAVPower RP-PB186』は こんな方におすすめ
- 日常的にカバンの中に放り込んでおけるお手軽モバイルバッテリーをお探しの方
- 最新のスマートフォンに急速充電可能なモバイルバッテリーをお探しの方
- Nintendo Switchに充電できる小型モバイルバッテリーをお探しの方
- 10,000mAhクラスで高コスパのモバイルバッテリーをお探しの方

以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
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