【DELL U3223QE レビュー】深い黒! コントラスト比2000:1を実現するIPS Blackテクノロジー搭載32インチ4Kモニター

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本記事ではDELLの4Kモニター『U3220QE』をレビューしています。31.5インチの大きめサイズ。4K(3840×2160)解像度、コントラスト比2000:1のメリハリのある美しい映像を楽しめます。90Wの給電出力やたくさんのポート数をそなえたUSBハブ機能も搭載しており使い勝手のよいモニターです。

こんにちは。毎日モニターを長時間見続けている「はしかん(@hashikan3)」と申します。

自宅でノートパソコンを使って長時間作業していると、もっと画面の表示領域が広かったらな〜と思う時ありますよね。

複数のウィンドウを同時に開いて作業するときはなおさら。

デュアルモニターも良いんですが、もっとシンプルに広大な表示領域を手に入れるには本記事でご紹介するDELL『U3220QE』のような大型の4Kモニターがおすすめです。

DELL U3223QEをデスクに配置した様子

僕のデスクは幅が180cmあるんですが、前に使っていたDELLの27インチモニター『U2720QM』だとちょっと小さいと感じ始めたんですよね。

そんなときにDELLからこのモニターが新発売され、性能や僕の求める条件も満たしていたので購入しました。

DELL U3223QEをモニターアームを使ってデスクに設置した様子
モニターアームでデスクに設置するとベゼルレスの恩恵をより受けられます。

ハイエンドシリーズということで美しい映像はもちろん、便利な機能も色々搭載しているのですが、僕が特に気に入っている機能がこの5つ。

  • TYPE-C入力かつ最大90W給電に対応でケーブル1本でMacBookに接続可能
  • USB-HUB機能内蔵でモニター経由で周辺機器を接続可能
  • sRGBカバー率100%、DCI-P3カバー率98%、コントラスト比2000:1の色表現力で美しい映像を楽しめる
  • 「Display Manager」でウィンドウをキレイに並べられる
  • 有線LANが使える

他にも、2台の4Kモニターを数珠つなぎで接続できる「デイジーチェーン接続」に対応していたり、2台のデバイスの画面を同時に表示する「PIP/PBP」も搭載しており、「さすがハイエンド!」と唸る製品です。

また、画質面では一般的なIPS液晶モニターと比較して約35%ほど深い黒を表現できるIPS Blackテクノロジー搭載の初のモニターとなっており、美しい映像も楽しめます。

それではDELL『U3220QE』を写真多めでじっくりご紹介いたします。

DELL U3223QE
総合評価
( 5 )
メリット
  • コントラスト比2000:1の映像美を楽しめる
  • 「Display Manager」でウィンドウをキレイに並べられる
デメリット
  • HDMIポートが1つしかない

動画レビュー

タップできる目次

DELL U3223QE の概要

スペック

スペックはこちら。

メーカーDELL
型番U3220QE
ディスプレイサイズ31.5インチ
アスペクト比16:9
液晶パネルIPS Blackテクノロジー搭載 アクティブマトリックス方式TFT
解像度4K(3840 x 2160)
リフレッシュレート60Hz
輝度400 cd/m²
コントラスト比2000:1
応答速度5ms(高速モード)、8ms(標準モード)
消費電力29.4W(通常)、220W(最大)、0.3W(スタンバイ時)
映像入力HDMI、DisplayPort、USB TYPE-C
映像出力DisplayPort
USBポートUSB TYPE-A x 5(背面4、底面1)、USB TYPE-C x 2(背面1、底面1)
サウンド出力3.5mmイヤホンジャック
LANポートあり
スピーカーなし
本体サイズ(スタンドあり)高さ(最大):619.3mm
高さ(最小):469.3mm
幅:712.6mm
奥行き:233.1mm
本体重量10.4kg
USB TYPE-C PD 供給電力最大90W

他のモニターと比較して特徴的な点は以下の4点です。

  • コントラスト比2000:1を実現するIPS Blackテクノロジー搭載
  • デイジーチェーン接続に対応しているので映像出力端子がある
  • RJ45端子搭載で有線LAN接続できる
  • 同時に2台のPCの映像を映し出せるPIP/PBP機能搭載

あとはUSB端子がたくさん付いていたり、付属スタンドの可動域が広く、上下左右高さ調整にくわえ、回転も可能。

縦置きでの利用もできます。

外観と付属品

外箱はブラックを基調とした高級感のあるデザイン。

DELL U3223QEの外箱
DELL U3223QEの外箱背面

付属品はこちら。

付属品
  • Displayケーブル
  • TYPE-C – TYPE-C ケーブル
  • TYPE-C – TYPE-A ケーブル
  • 電源ケーブル
  • クイックスタートガイド
  • キャリブレーションレポート
  • 安全レポート
DELL U3223QEの付属品

HDMIケーブルは付属していないので注意が必要です。

DELL U3223QEの付属品のケーブル拡大画像

モニターのスタンド部分は組み立て式。

台座と支柱部分を接続して台座の裏側からネジで止めます。ネジは手で回せるようになっているので工具は不要。

組み立てたスタンドをモニター背面に取り付けて、スタンドをしっかり持って持ち上げます。

モニター本体がこちら。

DELL U3223QEをミニデスクに設置した様子

かなりベゼルが狭く、実測値で上側と左右が7.5mm。下側だけ少し太くて10mmでした。

今までのDELLのモニターにはベゼル中央下部にDELLのロゴがあったのですが、それがなくなってかなりすっきりした外観です。

はしかん

これはなにげにポイント高いです!

背面はシルバーで仕上げられており、精悍な印象を受けます。

DELL U3223QEの背面画像

クローム仕上げのDELLのロゴ。この輝きが高級感を高めています。

DELL U3223QEの背面ロゴ部分の拡大画像

スタンド取り付け部分。下側のボタンを押しながらモニターを持ち上げるとスタンドから分離できます。

DELL U3223QEのスタンド根本部分の拡大画像

スタンドのデザインもかなりシンプル。支柱の下側にケーブルを通せる穴が開けられており、ケーブルをまとめることができます。

DELL U3223QEのスタンド台座部分の拡大画像

電源や操作ボタンはモニターに向かって右奥にあります。

ぼたんではなくジョイスティックになっており、操作はしやすいです。

DELL U3223QEの背面操作ボタン付近の拡大画像

背面にある入出力ポートはこのような構成になっています。

入力はTYPE-C、HDMI、DisplayPortが1ポートずつ搭載されています。また、USB-HUB機能を内蔵していて、TYPE-Cケーブルで接続したPCのポートを拡張できます。背面にはUSB TYPE-Aポートがなんと4つ!たくさんのUSB機器を使っている方には嬉しいポイントです。

さらにLANポートも搭載しているので、モニター経由で有線LAN接続も可能。

DELL U3223QEのコネクター部分の拡大画像

さらに、モニター底面にもUSBポートを備えているので、簡単にアクセスできます。

DELL U3223QEのクイックアクセスポート部分の拡大画像

デザインがとてもシンプルかつエレガントなので、インテリアにも合いますね。

DELL U3223QEをデスクで使っている様子の画像

モニター本体は比較的薄めのつくりなので、横からみても非常にスタイリッシュ。この厚さならどのメーカーのモニターライトも問題なく取り付けできます。

DELL U3223QEをデスクで使っているところを横から撮影した画像

大きさと重量

大きさは 高さ(最大):619.3mm(最小):469.3mm、幅:712.6mm、奥行き:233.1mm。

31.5インチともなるとさすがに横幅は70cmを超えます。しかし、ベゼルがかなり薄いので使っていて圧迫感を感じることはありません。

DELL U3223QEを正面から撮影した画像

横から見ても直線的でシンプルなデザイン。奥行きはこのサイズながら約23cmとけっこう省スペースで設置できます。

DELL U3223QEを真横から撮影した画像

幅120cm、奥行き45cmのミニテーブルに設置した例。思ったよりバランス悪くないです。

DELL U3223QEをデスクに設置した様子
かなりスッキリ設置できます。

180cm幅のデスクにモニターアームで設置するとこのようなバランスになります。

DELL U3223QEをロフトベッド下のデスクに設置した様子の画像
31.5インチのU3223QEの場合。非常にバランスが良くなりました!

僕のデスクはロフトベッド下にあるのですが、横幅いっぱいにデスクを配置し、両サイドに比較的大きめのスピーカーを置いています。そして真ん中にモニターを設置しているという左右対象のレイアウトですが、27インチモニターと比較してかなりバランスが良くなったと感じています。

27インチのU2720QMをデスクに設置した様子
27インチのU2720QMの場合。横幅180cmのデスクにはちょっとモニターが物足りない感じがします。
はしかん

バランスがよくなってデスクに座るのがさらに楽しみになりました!

特徴

P3カバー率98%、コントラスト比2000:1の美しい映像表現力

DELL U3223QEの色域を測定している様子

キャリブレーションツールを使って『U3220QE』の色域を測定しました。

結果がこちら。

DELL U3223QEのsRGBカバー率
sRGBカバー率は100%
DELL U3223QEのNTSCカバー率
NTSCカバー率は86%
DELL U3223QEのAdobeRGBカバー率
AdobeRGBカバー率は88%
DELL U3223QEのP3カバー率
P3カバー率は97%

DELL U3223QE の色域測定結果

カラースペース色域カバー率
sRGB100%
NTSC86%
AdobeRGB88%
P397%

P3カバー率がカタログスペックよりも1%ほど低い結果になりましたが誤差の範囲でしょう。

はしかん

文句なしに美しいです!

特にコントラスト比2000:1がもたらす引き締まった黒は映像にメリハリが出てめちゃくちゃきれいな映像だと感じさせます。

計測してみると明るさ50%でコントラスト比2070:1をマーク。これはホントにすごい…!

夜、デスクで使う時に丁度良い明るさが50%なので、図らずとも一番コントラスト比を感じられる明るさで使っていました。

DELL U3223QEのコントラスト比の計測結果
DELL U3223QEのコントラスト比。実際の計測結果も2000:1を超える値をマーク。

最大90WのTYPE-C給電と豊富なUSB端子により周辺機器の接続をシンプルに

DELL U3223QEのコネクター部分の拡大画像

僕はMacBookをメインマシンとして使っていますが、自宅とカフェをよく行き来するので接続は絶対にTYPE-Cケーブル1本で行いたいんですよね。

なので、僕がモニターに求める必須要件の一つがこのUSB-HUB機能です。

USBを使ってデスクトップスピーカーやDACも接続していますが、豊富なTYPE-Aポートを搭載しているので多くの周辺機器をこのモニターにまとめることができます。

モニターライトの電源もここから取れますし、非常に便利です。

また、モニターの左下にもUSBポートを搭載しているので、簡単に外付けSSDなんかを接続できます。特にMacBook AirなんかはTYPE-Cが2ポートしかないので、本体側のポートはすぐに埋まってしまいます。そんなときに重宝します。

DELL U3223QEのクイックアクセスポート

RJ45ポートも搭載しているので有線LAN接続が可能です。有線接続のスループットがどの程度出るのかテストするために、10mのスリムタイプのCAT6Aケーブルを購入してテストしてみました。

新しく導入した極細タイプのLANケーブル

おお〜!ちゃんとピコピコとアクセスランプが光ります!

DELL U3223QEのLANポートにケーブルを接続した様子

WiFiを一時的にOFFにしてスピードテストを実行してみました。

DELL U3223QEの有線LAN接続でスピードテストをした結果

結果は何度711Mbps!!

爆速ですね…。

普通にGgabitに対応していました。

それにしてもTYPE-Cケーブルってたった1本で映像と音声の伝送、電源供給、USB-HUB機能、LAN、デイジーチェーンなど何でもできてほんとすごい!

デイジーチェーン接続やPC2台接続にも対応

DELL U3223QEのデイジーチェーン接続の様子
出典:Dell デジタルハイエンドシリーズ U3223QE 31.5インチ 4K HDR USB-C HUB モニタ- | Dell 日本

このモニターの特徴的な機能がこの「デイジーチェーン接続」です。

デイジーチェーン接続とは

複数の機器を数珠つなぎで接続する接続方式のこと。

この『U3220QE』にはDisplayPort入力のほかにDisplayPort出力を搭載しており、映像出力を中継できます。そのため、PCへのケーブルは1本なのに、2画面に出力することが可能なんです。(M1 MacBookでは外部モニターの制限があるので使用不可)

通常だとPCからそれぞれのモニターに直接出力しなければなりませんが、このデイジーチェーン接続機能のおかげでPCへの接続を1本で済ますことができます。

外部モニターを2枚使っている方には嬉しい機能ですね!

DELL Display Manager でモニター設定やウィンドウ整列が簡単

『U3220QE』を使うなら絶対にインストールしておきたいのがこのアプリ。

DELL Display Manager」はソフトウェア上からモニターの設定を変更できる便利なアプリです。

DELL Display Managerの起動直後の画面

明るさや色合いをスライダーで調整することはもちろん、PIPなどの切り替えも可能。

DELL Display Managerのインプットマネージャーの設定画面

また、僕が一番便利だなと思ったのが「Easy Arrenge」という機能。

4Kという広大な表示領域を簡単に効率よく使うための機能です。

DELL Display ManagerのEasy Arrengeの設定画面

例えば、縦に長いウィンドウを3つ均等に並べたいときありますよね。

DELL Display ManagerのEasy Arrengeでウィンドウ三枚を整列させた様子

そんな時にこのDELL Display Manager」をインストールして設定をしておけば、ウィンドウをドラッグした時にこのような小さなウィンドウ表示が現れるので配置したい所までドラッグします。

DELL Display ManagerのEasy Arrengeでウィンドウをドラッグした時に表示される枠の画像
DELL Display ManagerのEasy Arrengeでウィンドウをドラッグした時に表示される枠の画像

この状態でドロップすると、左側の1/3の場所にウィンドウがピタッとハマってくれます。

いままでこの作業をマウスでウィンドウの幅や高さを調整してやっていましたが、この機能を使えば一瞬でウィンドウがキレイに整列できてしまいます。これだけでもかなりの時間工数削減になりました!

レイアウトのパターンもかなり豊富にあるので、よく使うレイアウトを事前に設定しておけば便利に使えます。

はしかん

このアプリを入れないとこのモニターの恩恵を全て受けることはできないでしょう!

アプリはDELLの公式サイトから無料でダウンロード可能。Mac版もあります。

広い調整幅を持つスタンド

付属のスタンドは上下左右、高さ調整に加え回転も可能。

まずは高さ。上下方向に最大15cmの幅で調整可能です。

背面から見るとこのくらいの範囲。かなり高さが変わります。

続いて左右のパン方向。左右に60°の範囲で調整可能です。

背面から見るとこのくらいの角度まで調整できます。

上下のチルト方向の調整角は上方向に21°下方向に-5°まで調整可能。

90°回転させて縦置きにすることも可能です。

DELL U3223QEを縦回転させた様子

100mmのVESAマウントにももちろん対応しているので、モニターアームに取り付けて使用することも可能です。

DELL U3223QEのVESAマウント部分の画像

モニターアームに取り付けるとこのようになります。

モニター下のスペースが自由に使えるのでレイアウトのバリエーションが増えます。

DELL U3223QEでPS4のグランツーリスモをプレイしている様子

設定メニュー

DELL U3223QEの背面ボタン
設定メニューはこのジョイスティックを押し込むと表示される。

ジョイスティックを1回押し込むとクイックメニューが表示されます。ここでもう一度押し込むと輝度/コントラストの設定に入れます。

DELL U3223QEの背面ボタンを一度押したときに表示されるOSDメニュー

これがクイックメニューからの輝度/コントラスト設定画面。

DELL U3223QEの輝度コントラスト調整メニュー

クイックメニュー表示の状態で上を押すとメインメニューに入れます。

メインメニューは大項目が9つ。

設定項目
  1. 輝度/コントラスト
  2. 入力信号
  3. ディスプレイ
  4. PIP/PBP
  5. USB
  6. メニュー
  7. カスタマイズ
  8. その他
DELL U3223QEの輝度コントラスト調整メニュー

続いて入力信号メニュー。入力信号の自動切り替えを行うかなどの設定ができます。

DELL U3223QEの入力信号メニュー

色メニューに関しては、プリセットを選択したり、入力カラー形式の選択が可能。

ディスプレイメニューでは応答時間やHDRの切り替えが可能です。

PIP/PBPメニューでは、2つ目の映像の大きさや位置を選択できます。

DELL U3223QEのPIP/PBPメニュー

USBメニューではPC2台接続時のUSBポートの割当を設定できます。

DELL U3223QEのUSBメニュー

メニューでは言語の設定やOSDのタイマーなどを設定できます。

DELL U3223QEのメニュー設定画面

カスタマイズメニューではショートカットキーの割当やLEDの設定、未使用時のUSB給電ありなしを設定できます。

DELL U3223QEのカスタマイズ設定画面

その他メニューは現在のファームウェアバージョンの確認や、リセットが可能です。

DELL U3223QEのその他設定画面

モニター本体では言語設定などの全ての設定ができますが、よく使う設定はアプリからもできるのが良いところ。

おすすめ設定

リフレッシュレートの設定とモニターの応答速度を「高速」に

DELL U3223QEのリフレッシュレート設定画面

ディスプレイメニューの中に「応答速度」のメニューがありますが、これは「高速」に設定することをおすすめします。

通常だと8msの応答速度が、5msに短くなります。

DELL Display Managerは必ずインストールしておこう

DELL Display ManagerのEasy Arrange設定画面

DELLのハイエンドシリーズということで、DDC/CI機能を搭載しておりPCとモニター間で通信することで「DELL Display Manage」アプリを使ってモニターの様々な制御が可能。

これにより輝度やコントラストの調整をアプリで行ったり、「Easy Arrange」やPIP/PBPの制御を行うことができます。

これを入れなくても普通に使うことはできますが、使い勝手が格段に向上するので是非インストールして使ってみて欲しい機能です。

使ってみて感じたメリット・デメリット

画面との距離を離せるようになった

DELL U3223QEをモニターアームでデスクに設置した様子

これはメリットなんですが、モニターを大きくすることで、遠くからでも見えるようになりました。

目とモニターの距離が開くことで、目が疲れにくくなりました。

また、ComfortView Plusによる低ブルーライト機能が常に働き、色の精度を保ったままブルーライトを低減してくれるので、いちいブルーライトを気にする必要がないのも良い点です。

有線LANがシンプルに使える

DELL U3223QEのLANポートにLANケーブルを接続している様子

有線LANをもともと使っている方はもちろん、「WiFiが不安定なので有線LANが使いたいけどLANポート付きのHUBを使うのがいやなんだよね。」という方はこのモニターを使えばシンプルな接続で有線LANを使うことができます。

これもモニターに内蔵されたUSB-HUB機能の恩恵ですが、Gigabit対応のRJ45ポートを搭載しているのでそこにLANケーブルを接続しておけばPCにはモニターからのTYPE-Cケーブル1本接続するだけで有線LANが使えます。

WiFiも今はかなり速いし安定してきていますが、それでも有線LANには勝てないのは事実。

特にクリエイティブな仕事をされるような方で、大容量ファイルをNASから開くような作業を頻繁に行う方はかなり嬉しい機能なんではないでしょうか。

HDMIポートがもう一つ欲しかった

DELL U3223QEの背面ポート

これはちょっと残念に感じた点ですが、HDMIポートが1つしかありません。

映像入力としては、HDMI、DisplayPort、TYPE-Cポートがそれぞれ1系統づつという構成になります。もう一つDispayPortがありますが、これはデイジーチェーンで使う出力ポートになります。この点、注意が必要です。

僕はこのモニターに普段使うMacBook AirとPS4、そしてリモートワークで使う会社のWindowsPCの3台を接続して使います。MacBookはTYPE-Cで接続しますが、PS4とWIndowsPCがHDMIじゃないと接続できないんですよね。そのため、PS4とWindowsPCで1本のHDMIケーブルを共有しなければならず、都度差し替えています。

これが面倒なので、はやく会社のPCがTYPE-Cに対応したものに変わらないかな…と切に願っています…。

DELL U3223QE のレビューまとめ

DELL U3223QEをデスクに設置した様子

本記事ではDELLの31.5インチ4Kモニター『U3220QE』をレビューしました。

僕自身、5台目の4Kモニターとなるこの『U3220QE』は、僕がモニターに求める要件を満たし、美しい映像と使い勝手を提供してくれる満足度の高いモニターでした。

はしかん

上を見れば5K2Kモニターもありますが、値段と性能のバランスで僕はこちらを選択しました!

よかったポイント

  • TYPE-C入力かつ最大90W給電に対応でケーブル1本でMacBookに接続可能
  • USB-HUB機能内蔵でモニター経由で周辺機器を接続可能
  • sRGBカバー率100%、DCI-P3カバー率98%、コントラスト比2000:1の色表現力で美しい映像を楽しめる
  • 「Display Manager」でウィンドウをキレイに並べられる
  • 有線LANが使える

ちょっと気になった点

  • HDMIポートが1つしかない
こんな方におすすめ
  • 外部モニターとして4Kを2画面必須で使いたいクリエイター
  • 複数モニター環境において極限までPCへ接続するケーブルを少なくしたい方
  • シンプルデザインのベゼルレス高画質モニターをお探しの方

はしかん評価

品質スタンド含めてとても美しい仕上がり
画質P3カバー率98%、IPS Blackテクノロジーによるメリハリのある美しい映像
使い勝手ジョイスティックになったメニューやDELL Display Managerアプリで操作できるのが便利
拡張性デイジーチェーン接続や優秀なUSB-HUB機能搭載でモニターを介して様々な機器と接続が可能。強いて言うならHDMIポートがもう一つ欲しかった
サポート3年間無輝点交換保証がついていて安心して購入できる

デスクを大きくしたことでモニターも大きくしてみましたが、結果大成功でした。

DELL U3223QEをデスクに設置した様子

自宅でずっと永く使うであろうアイテムには僕はどんどん投資していくタイプなんですが、このモニターも結構高かったけど非常に満足しています。セールもあるので値段は変わりますが、もし10万で買ったとして3年使ったら1日あたり約91円。

ずっと使う人ほどすぐに元は取れてしまいそうです。

はしかん

動画でのレビューもしていますのでよければ参考にしてみてください!

動画レビュー

以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。

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