本記事では、WEB会議やテレワークに最適な高性能Bluetoothヘッドセット「Plantronics Voyager 5200」をレビューしています。購入してから4年以上経過していますが、今も毎日の仕事で活躍してくれていて、僕にとって無くてならない存在です。
こんにちは。お仕事ガジェットにはこだわりたい、はしかんと申します。
会社の携帯がiPhoneになったのをきっかけに購入したBluettothヘッドセット「Plantronics Voyager 5200」。
5年以上経過した今でも現役で活躍してくれています。

購入してからほぼ毎日仕事で使っていますが、控えめに言って最高です。
また、テレワークが多くなってから更に登場シーンが多くなり、自分の声をクリアーに相手に伝えてくれる「Plantronics Voyager 5200」がWEB会議をするうえで無くてはならないものになっています。
では改めて「Plantronics Voyager 5200」を詳しく見ていきましょう。

見たいところまで飛ぶ

- 強力なノイズ除去機能で相手にクリアな音声を届けられる
- 連続6時間もの通話が可能
- 充電ケースが別売り
Plantronics Voyager 5200 を選んだ理由
「良いものを長く使いたかった。」これに尽きます。
色々調べて「Plantronics Voyager 5200」に辿り着いたんですが、この製品はBluetoothヘッドセット界ではフラッグシップモデルであり、かなり高価なものです。
ただ、安いものは2,000円〜3.000円程度で購入できるものもありますが、当然性能がイマイチであってもすぐに壊れても文句は言えませんし、そもそも長く使えたとしても品質の悪い音声のまま大事な打ち合わせや商談を繰り返し相手に不快感を与え続けるって最悪ですよね…。

安物買いの銭失いにくわえ、機会まで失うのは最悪!
それで「Plantronics Voyager 5200」を選んだわけですが、本当にこれを選んで良かったと思っています。
Amazonの購入履歴で見てみると、購入日が2017年6月5日でした。まる5年以上経っていますが今も壊れず使い続けています。
1つの高性能商品を5年間使うのと、長期間使えたとしても低品質な音声で、あるいはすぐに壊れて何度も買い換えるのと、どちらが良いでしょう。答えは明確ですよね。
Plantronics Voyager 5200 の外観と内容物
購入したものがこちらの3点。


さすがフラッグシップモデルだけあってパッケージにもお金かかってそうです。

まず本体の内容物一式です。
- 本体
- 充電ケーブル
- サイズ別イヤーパッド
- 説明書や保証書一式

続いて充電ケースの内容物。
- 充電ケース
- 充電ケーブル
- 説明書

さすが純正ケース。ヘッドセット本体を優しくほぼしてくれると同時に充電ケースからヘッドセット本体に充電してくれます。

右側の窪み部分に、ヘッドセット本体を立てて置くことも可能で、この状態でも給電されます。ヘッドセットのコネクタ部分にマグネットが内蔵されており、ピタッとくっつきます。


う、美しい・・。
充電ケースのインジケータは青に光ります。

それではヘッドセット本体を見ていきましょう。本体右側面には「Plantronics」の文字。

左側面には「PLT」のロゴ。個人的にはこちらの方が好きです。

本体後ろ側には電源スイッチと充電用の接点部分があります。電源スイッチ上部にLEDインジケータがあります。

本体上部。音量調整ボタンがあります。

本体底面にはMicroUSBコネクタがあります。
充電ケースがなくても、ケーブルを直接接続して充電することも可能です。これは先代にはなかった機能。

大きさはこんな感じです。
本体とイヤホンの連結部分が左右に180度回転し、マイクアーム部分も左右に約260度回転するので、左右どちらの耳にも装着可能です。
回転させる際はとてもスムーズに回転し、かつ少し重みがあるので、グラつきもなくとても精度の高い造りを感じさせます。

このマイクアームの造りもカッコいいですね。側面のメッキ部分は高級感を醸し出しています。
マイクのメッシュ部分奥からは赤いフェルト層が見えており、手の込んだ設計となっています。この辺りの構造もノイズ低減に大きく貢献していそうです。

マイクアーム部分にボタンが2つあり、エッジ部分に多機能ボタンがあり、電話を受ける際やペアリング時に使用します。
側面に赤いボタンがあり、ミュートしたりパーソナルアシスタントを呼び出す時に使用します。

耳に装着するとこんな感じです。ボサボサですいません(笑)

このモデルは、スマホに「Plantronics Hub」という管理アプリを入れてリンクさせることで、各種設定やファームウェアのバージョンアップ、言語データの入れ替えなどを行うことができます。

音質テスト
静かな場所での音声サンプル
普通に静かな場所で収録した音声です。小声で話しても4つのマイクでしっかりと音声を拾ってくれます。

声がしっかり聞き取れてGood!
雑音が多い場所での音声サンプル
「Plantronics Voyager 5200」のすごいところの一つが超強力なノイズキャンセル機能です。
2つのシチュエーションで、iPhoneを使った場合と「Plantronics Voyager 5200」を使った場合の2パターンを録音し、相手への聞こえ方の違いを比較してみました。
カフェの雑音環境
iPhone本体マイクで録音
Voyager 5200で録音

何この差は!?
全く同じ環境で録音していますが、びっくりするくらい違います!
iPhoneの音声だと相手に「あ、この人は今外出先にいるんだな」というのが伝わってしまいますが、「Plantronics Voyager 5200」だとまさかカフェの雑音の中で話しているとは思わないでしょう。
強風が吹く環境
iPhone本体マイクで録音
Voyager 5200で録音
これも全く同じ環境で録音しました。扇風機を最強にして強風の前収録していますが、本当に驚きの結果です。

このノイズキャンセル機能はこの製品じゃないと味わえないです


5年間使って感じたメリット
ノイズキャンセル機能が最強!
先程の音声サンプルでもわかると思いますが、ノイズキャンセル機能が最強です。
買った直後にノイズキャンセル機能をテストした時の様子ですが、ヘッドセットを付けた息子氏に「強」にセットしたサーキュレーターの前でしゃべってもらった結果・・・。

え!?・・・。
風切り音がしない・・・。
ほぼ無音に近いです・・。
少しサワサワ~と聞こえますが、こんなに髪の毛が逆立つほどの風が吹いている状態とは思えない静けさです。
試しに同じ条件で、iPhone本体で普通に電話してもらったところ、「ゴゴゴゴゴ!」とものすごい雑音!

正直これにはかなり驚きました!
装着センサーだけで応答できる
このモデルはヘッドセットが耳に装着されているかを認識するセンサーが付いています。
これにより、ヘッドセットを装着すると、
- 着信に応答する
- 通話をヘッドセットに切り替える
- 音楽再生を再開する
といった操作が可能だったり、逆に取り外すと
- 通話を電話に切り替える
- 音楽再生を一時停止する
といった操作が可能です。
オフィスで使用する場合、普段は充電ケースに立てておいて、着信したらヘッドセットを装着するだけで電話に応答できます。

また、最初に電話で応答したときでも、ヘッドセット装着するだけで自動的にヘッドセットに切り替わります。

いちいち着信ボタン押さなくてよいので、かなり便利です。
2つのデバイスにマルチポイント接続可能
同時に2台のデバイスと接続できるので、スマホとPCを同時に接続しておいて、「電話もWEB会議も同時に待ち受け」といった使い方が可能です。
私がよくやるのは、「プライベートスマホ」と「会社スマホ」を同時接続しておいて、「プライベートスマホ」で音楽を流しながら仕事をする。という使い方です(笑)
この状態で「会社スマホ」に着信があった場合、「プライベートスマホ」から「会社スマホ」に自動的に切り替わり、着信応答可能です。

傍から見るとまさか音楽を聴いているなんで思わないでしょう(笑)


音声アナウンスで状態が把握しやすい
電源投入時に
「電源オン 連続通話時間 6時間 携帯電話 1 が 接続されました。」
といったアナウンスが流れます。
携帯2台目を接続すると
「携帯電話 2 が 接続されました。」
と流れます。
PCの場合は
「PC が 接続されました。」
と流れます。

接続状態がわかりやすくて最高!
音声コントロールはいざという時に便利
着信中に両手が塞がっていた場合等、手が使えない場合に音声で着信応答することができます。
着信時、音声アナウンスをONにしておくと
「着信中 着信応答 または 着信拒否」
とアナウンスが流れますので、この時に
「着信応答」または「応答」
と答えると、電話に出ることができます。
私の場合滅多に使用する機会がなく、今のところ両手で荷物を抱えていた場合の2回ぐらいしか機会がなかったのですが、この機能はドライバーさんや運送業の方などはかなり便利なのではないでしょうか。
ちなみに言語を英語にしておくと「ェアンセァー」(answer)と英語っぽく発音すると応答でき、「イグノォアェー」(ignore)と言うと着信拒否できますので、ちょっとカッコつけたいときにいいかもしれません(笑)
それでは続いて悪かった点にいきます。


5年間使ってみて感じたデメリット
購入直後は長時間装着していると耳が痛くなってくる
装着すると地肌に直接触れる部分が3つあります。
- 耳の上部
- 耳の裏側
- 耳の中
当然個人差によって異なると思いますが、私の場合「耳の上部」と「耳の裏側」は全く痛くならないのですが、「耳の中」が装着後2時間くらいで痛くなってきます。
「耳の中」については、付属のサイズ別イヤーパッドを変更することで調整可能ですが、私の場合しっかりと耳に固定したかったので少し大きめの物に交換しているせいもあるかもしれません。
しかしこれが気になっていたのは購入当初のみで、5年経過したいまでは体の一部と化しています(笑)
それに左右どちらでも使用可能なので、気になりだしたら左右を入れ替えることで解決できます。
気になった点としては1つのみですが、正直これを「気になった点」として挙げるべきか悩むほど良かった点が勝っており、少々値段は張りますが、かなり満足度の高い買い物でした。
まとめ 良いものを長く使いたい方に超おすすめのBluetoothヘッドセット

もし友人から「おすすめのBluetoothヘッドセットは何?」と聞かれたら、長く使うつもりなら「Plantronics Voyager 5200」一択だ!と間違いなく力説するでしょう。
少々値は張りますが、「高性能を日常使用する」という気持ちよさはこのモデルでないと味わえないと思います。
一度この便利さを味わってしまうと、他のヘッドセットには戻れなくなってしまいます。

私も既にこのヘッドセットじゃないとダメな体になってしまいましたが、全く後悔はしていません!
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。


コメント
コメント一覧 (4件)
左右入れ替えて装着できるんですね。
風切り音以外騒音(テレビや洗濯機など)でもノイズキャンセリングの効果があるのか気になりました。
シノブさんはじめまして!
コメント頂きありがとうございます!
はい。左右入れ替えて装着することができます。
風切り音以外のノイズキャンセル性能ですが、ちょっと実験してみました。

うちのテレビ(Sony ブラビア)の音量を18(普通にリビングでテレビが視聴できるくらいの音量)にセットしてテレビのすぐ側に置いてみて相手にどんな感じに聞こえるか試してみました。
テレビから普通に人がしゃべる音声は流れているのですが、通話相手側のスマホでは、ほぼ無音と言って良い状況で、テレビのこんな近くに置いてある状況だなんてことは全く想像がつかないと思います。
どういった仕組みなのかはわからないのですが、ノイズキャンセル機能が異常なレベルです笑
もちろん息子氏に喋ってもらった声はちゃんと拾って、「生身の人間の声」だけを拾ってくれる感じなんですよね・・。
時々「おすすめのヘッドセットない?」と知人に聞かれるんですが、スマホでの通話中にこのVoyager5200に切り替えて通話してみてあげると、ほぼ全員が驚きますw
もう買ってから3年くらいは経ってると思いますが、いまだにこれ以上の片耳ヘッドセットには出会えてないです。
参考になれば嬉しいです。
僕も5年以上使っていて、
ほかも色々試してますが
何だかんだこれが一番良いです。
通話、ボイシー、オーディブル等音系は
全部これで聞いてます。
集中して娯楽に興じる時間はもう無いので
これを使って片耳視聴が丁度いいです。
流石にバッテリがヘタってきています。
機能UpとかいらないからUSB-Cへの
切替だけまってる感じです。
機能的には既に完成形だと思ってます。
デメリットとまでは感じてませんが
耳の形状が悪いのか使用時に
着脱感知センサーが作動しちゃうので
設定でセンサーキャンセルしてるので
着脱センサー目当ての方は僕みたいな
不具合もあるって知っといて欲しいかな。
ワタナベさん、コメントありがとうございます。
僕も完全同意です。
着脱センサーは僕もいつだったか忘れましたがOFFにしてそのまま使ってます。
たまに誤作動するのは僕の耳の形状が悪いのか?と思ってましたが、感想含めここまで全く同じ状況の方がいらっしゃって、驚いてます笑
僕もそろそろ2台目買おうか迷ってますが、Type-C対応してほしいですよね!