本記事ではRasicalの高機能オフィスチェア『グロウスピカ プロ』をレビューしています。今や様々なメーカーがしのぎを削ってオフィスチェアの新製品をリリースしていますが、この椅子は姿勢の矯正とコスパにこだわっているところが特徴。特にランバーサポートを調整できる点は『グロウスピカ プロ』の一押しポイントです。
デスク作業で常に体に触れている部分は椅子です。そのため、椅子の良し悪しが体に与える影響って計り知れないんですよね。
ブロガーである僕にとっても椅子は非常に重要なアイテムです。
できればお金を掛けて良い椅子を手に入れたいところですが、他にもお金が必要なことがたくさんあるので後回しにしてしまっている方も少なくないのではないでしょうか…。
![グロウスピカプロに座って黄昏れる演技をしている筆者 グロウスピカプロに座って黄昏れる演技をしている筆者](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-20.jpg)
そんなときに選択肢の一つに挙がってくるのが、ラシカルの『グロウスピカ プロ』です。
![グロウスピカプロの全体像 グロウスピカプロの全体像](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-14.jpg)
『グロウスピカ プロ』の最大の特徴はなんと言ってもそのコスパの高さ!なんと実売価格で7万円を切る値段で購入できます。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2024/07/hashikan-prof20230821.jpg)
しかもこの椅子、高機能チェアに求められる欲しい機能がほぼフル装備です…。
![グロウスピカプロに標準装備のオットマン グロウスピカプロに標準装備のオットマン](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-38.jpg)
![グロウスピカプロに標準装備のヘッドレストとハンガー グロウスピカプロに標準装備のヘッドレストとハンガー](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-42.jpg)
『グロウスピカ プロ』の特徴はこちら。
ブロウスピカ プロ の特徴
- 高いコストパフォーマンスを実現
- ギラギラした金属パーツがなく、オールブラックの外観
- レバー1つで角度、高さ、座面前後調整が可能
- 背中のランバーサポートが調整できる
- アームレストの感触が柔らかく、痛くならない
- 組み立てが非常に簡単
ただ安く導入できる反面、使う環境によってはデメリットもいくつかあったので、忖度なく詳しくレビューしていきます。
価格を含めて総合的に判断すると非常に良い椅子なんですが、コストダウンされているということはそれだけ優先度が落とされている部分もあるということ。
買うべき人
- 機能性も大事だけど安さも大事
- 背筋を伸ばしたい
- 金属フレームのギラギラ感が苦手
買うべきではない人
- 高級感を求めたい
- アームレストの高さを頻繁に変える
- 床を絶対に傷つけたくない
購入を検討されている方には本記事を参考にしてもらって、しっかり吟味して満足の行く買い物をして欲しいです!
また、コスパ抜群の『グロウスピカ プロ』をさらに3,000円OFFで購入できるクーポンコードを発行いただいたので、ぜひご活用ください!
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動画でも詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
動画レビュー
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-14.jpg)
- 安いのにフル装備で高機能
- 金属パーツが見えないオールブラックのソリッドな外観
- レバーひとつでリクライニング、座面高さ、左面前後が調整できる
- ランバーサポートの飛び出し量が調整できる
- ヘッドレストの可動域が広い
- 組み立てが簡単
- アームレストとランバーサポートの調整機構に若干チープさを感じる
- アームレストの上下の調整にコツがいる
本記事はメーカーのラシカル様より商品提供を受けて執筆していますが、内容に関する指示や指摘は一切受けておらず忖度なく正直にレビューしています。
グロウスピカプロ GrowSpica Pro の概要
![グロウスピカプロを最大まで寝かせた状態 グロウスピカプロを最大まで寝かせた状態](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-29.jpg)
メーカーはRasical Japan(ラシカルジャパン)合同会社
![グロウスピカプロのメーカーはラシカルジャパン合同会社 グロウスピカプロのメーカーはラシカルジャパン合同会社](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-64.png)
「ラシカル」は2017年にラシカルジャパン代表の真田氏が立ち上げたブランドで、『グロウスピカ プロ』以外にもヒーター内蔵の薄型ジャケット「フェアリーノヴァ」など、今までにない様々なプロダクトをリリースしています。
「しわ寄せのない循環型社会の実現」を目指して開発されているプロダクトにはそれぞれに物語があり、非常に魅力的な商品が揃っています。
『グロウスピカ プロ』もその一つで、価格を含め、ユーザー体験を重視した造りになっています。
仕様
商品名 | GrowSpica Pro / グロウスピカプロ |
---|---|
カラー | ブラック |
大きさ | 外寸:幅518mm × 奥行670mm × 高さ 1080 〜 1328mm 座面高さ:465mm 〜 580mm |
重量 | 21.1kg |
耐荷重 | 135kg |
フレーム | ポリマーナイロン + ガラス繊維 + ポリプロピレン |
キャスター | ポリマーナイロン + PU(ポリウレタン)フロン類なし |
張地 | WINTEX製フルメッシュ |
シャーシ | スチール |
脚 | ポリマーナイロン + 45%ガラス繊維 |
保証期間 | 1年 |
価格 | ¥69,800円 |
詳細はラシカル公式サイトの「仕様」にて確認できます。
機能
グロウスピカには2023年1月現在、2種類のエディションが存在します。
一つが「Pro」。もう一つが「Lite」です。
大きな違いはランバーサポートの有無とフットレストの有無です。よりシンプルな機能で問題ない方は「Lite」も要チェックです。
商品 | GrowSpica Pro | GrowSpica Lite |
---|---|---|
ランバーサポート | ◯ | ✕ |
1レバー操作 | ◯ | ◯ |
ランバーサポートの前後移動 | ◯ | ✕ |
ヘッドレスト | 2D | 2D |
アームレスト | 4D | 4D |
背面高さ調整 | ◯ | ◯ |
座面奥行き調整 | ◯ | ◯ |
ハンガー | ◯ | ✕ |
静音キャスター | ◯ | ◯ |
フットレスト(オットマン) | ◯ | ✕ |
付属品と外観
箱の寸法は、横幅82cm、奥行き64.8cm、高さ52.8cm。重さは箱の状態で約28kgあります。男性であれば一人でなんとか運べる大きさですが、場合によっては玄関で開けてパーツを一つずつ運ぶ方が楽かもしれません。
![グロウスピカプロの外箱 グロウスピカプロの外箱](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-1.jpg)
内容物一式がこちら。椅子本体はほぼ組み上がった状態で届くので、組み立ても非常に簡単です。
![グロウスピカプロの内容物一覧 グロウスピカプロの内容物一覧](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-11.jpg)
- 椅子本体(座面+背もたれ+アームレスト)
- 脚
- キャスター
- ヘッドレスト
- ハンガー
- シリンダー
- フットレスト(オットマン)
- ネジ
- 工具
- 作業用手袋
- ヘッドレスト未使用時のフタ
- マニュアル
完成した状態。全てブラックで統一されているのでシンプルで洗練されたイメージです。
![グロウスピカプロを正面から見た画像 グロウスピカプロを正面から見た画像](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-18.jpg)
全体的に直線が多く用いられており、幾何学的な印象のデザインです。
![グロウスピカプロの背面 グロウスピカプロの背面](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-16.jpg)
横から見たときのデザインが筆者としては一番かっこいいと感じる角度です。
操作系は全て右側の座面下に集約されています。
![グロウスピカプロの右側面 グロウスピカプロの右側面](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-15.jpg)
基本的な操作は1つのレバーとダイヤルで完結できるようになっています。
操作方法については動画で詳しく解説しています。
![グロウスピカプロの操作レバー グロウスピカプロの操作レバー](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-63.jpg)
左側面には操作レバーはなく非常にスッキリしています。
![グロウスピカプロの左側面 グロウスピカプロの左側面](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-17.jpg)
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グロウスピカプロ の特徴とメリット
高いコストパフォーマンス
![グロウスピカプロの背面 グロウスピカプロの背面](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-16.jpg)
おそらくユーザーが一番気になるポイントがコスパだと思います。「高機能チェアなのに、こんなに安くて大丈夫なの?」と。
もちろん、この椅子に高級感を求めるのは論外です。必要にして十分な機能と座り心地を安価に実現したチェアですからね。
高級感を求めるのであれば、「COFO Chair Premium」や「エルゴヒューマン」など、金属フレームを採用した高級チェアを選びましょう。
この『グロウスピカ プロ』は安価に高機能チェアを手に入れたい方にベストマッチする椅子です。
この価格でオットマンやヘッドレストやハンガーなど、他の椅子ではオプション装備になるような機能が全て標準で付いていて、メッシュ素材でこの価格を実現しています。
![グロウスピカプロのオットマン グロウスピカプロのオットマン](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-38.jpg)
![グロウスピカプロのヘッドレスト グロウスピカプロのヘッドレスト](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-42.jpg)
いくら高価な椅子でも、実際に座って使っている状態だと体に当たる感触が違うだけでデザイン等は全く見えません。
とはいえ外観は他の高級チェアと違って金属フレームが見えないソリッドで洗練された印象。なかなかかっこいいんですよねこれが。
金属パーツがなくオールブラックの外観
![グロウスピカプロのソリッドな外観 グロウスピカプロのソリッドな外観](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-30.jpg)
外観は金属パーツが露出しておらず、ほぼ全てブラックで統一されています。
他のほとんどの椅子はフレームが金属製になっていて、高級感はありますがギラギラした金属の質感がインテリアとマッチしなかったり、椅子自体が重くなるというデメリットもあります。
![グロウスピカプロの丸みを帯びた座面とオットマン グロウスピカプロの丸みを帯びた座面とオットマン](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-46.jpg)
しかし『グロウスピカ プロ』の場合はフレームも全てその他のパーツと同じくブラックで統一されており、シンプル。
そのため、黒基調のインテリアや、ゲーミングチェアの形があまり好みではないゲーマーの方にもピッタリです。
また、フレームの素材は「ポリマーナイロン+ガラス繊維+ポリプロピレン」で造られており、非常に硬く頑丈。
耐荷重も135kgとなっており、体格のよい男性でも問題なく使えます。
座面や背もたれはフルメッシュ素材
![グロウスピカプロの座面 グロウスピカプロの座面](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-33.jpg)
体に当たる部分はアームレストを除き全てメッシュ素材になっており、夏場に長時間座っていても蒸れることがありません。
座り心地も非常に快適です。
ただ、硬さはクッション座面と比較すると少し固めで、長時間座っていてお尻が前に出たような悪い姿勢になると接点面積が狭くなりお尻が痛くなってきますが、しっかりと深く腰掛けてお尻だけではなく太ももにも体重が分散される状態だと痛くなりにくいです。
![グロウスピカプロのランバーサポート グロウスピカプロのランバーサポート](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-36.jpg)
ランバーサポート部分のメッシュの貼り具合は、比較的強めになっていてしっかりと腰を支えてくれます。後述しますが、このランバーサポートは飛び出し量を調整できるので、腰をしっかりサポートできる椅子をチョイスしたい方にはかなり高評価ポイントになるはずです。
レバー1つで角度、高さ、座面前後調整が可能
![グロウスピカプロの操作レバー グロウスピカプロの操作レバー](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-10.jpg)
椅子を使っていて頻繁に操作するのは背もたれの角度調整と高さ調整です。
一般的な椅子だと、それぞれにレバーがあるため椅子の座面周辺がレバーだらけになってしまうのですが、『グロウスピカプロ』は一本のレバーに集約されているので非常にシンプル。
しかも操作が非常に簡単にできるように造られています。
![グロウスピカプロの操作方法 グロウスピカプロの操作方法](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-63.jpg)
通常の状態だと背もたれは固定されていますが、倒したいときはレバーを背中側に倒すとロックが解除され倒れます。好きな角度に倒した状態でレバーを戻すとその角度でロックされます。非常に簡単。
座面の高さ調整は体重を掛けていない状態でレバーを外側に倒すとシリンダーが上昇し、体重を掛けた状態だと下がっていきます。これも非常に簡単。
座面の前後調整も可能で、その際はレバーを前に倒すとロックが解除され座面が動きます。丁度よいところでレバーを戻すとロックされます。
操作がレバー1本に集約されているので、「どっちのレバーだっけ?」と操作を迷うこともありませんし、レバーが硬いといったこともないので、ここも非常にお気に入りのポイントです。
仮眠も取れる
![グロウスピカプロに寝た状態 グロウスピカプロに寝た状態](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-52.jpg)
背もたれが最大135°まで倒れるのと、ヘッドレストとオットマンを搭載しているので、かなり寝そべった状態で体を預けることができます。
つまり、ちょっとした仮眠を椅子の上で取ることが可能です。
ちなみに身長178cmの筆者のような体型の人でも十分に寝ることができます。
筆者の体型データ | |
---|---|
身長 | 178cm |
体重 | 62kg |
リモートワークでお昼休憩に仮眠が取れれば、午後の仕事にも集中できますよね。
ランバーサポートが調整できる
![標準のランバーサポートの位置 標準のランバーサポートの位置](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-50.jpg)
![最大まで引き出したランバーサポートの位置 最大まで引き出したランバーサポートの位置](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-51.jpg)
僕が『グロウスピカ プロ』の機能の中で最も気に入っている機能がこれ。
なんとランバーサポートの当たりの強さを調整できるのです。
ランバーサポートの飛び出し量は4段階で調節でき、最大まで出すとかなり腰を支える力が強くなり、背筋が伸びます。
僕はもう一つ『COFO Chair Premium』という高機能チェアも使っているのですが、そちらは固定式のランバーサポートなので調整ができません。
「もう少し硬ければ最高なのだが…」と思っていましたが、『グロウスピカ プロ』はその悩みを解決してくれました。
アームレストの感触が柔らかく、痛くならない
![柔らかいアームレストの表面 柔らかいアームレストの表面](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-37.jpg)
キーボードを打つときに、アームレストに肘を置くと非常に楽な姿勢で作業ができるようになりますが、アームレストが硬いとだんだん肘が痛くなってくる場合があります。
しかし『グロウスピカ プロ』のアームレストは、肘が当たる部分全体が柔らかい素材でできており、肘が痛くなりにくいです。
![肘を置いても痛くなりにくい 肘を置いても痛くなりにくい](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-53.jpg)
気兼ねなく肘に体重を乗せて分散できるのでお尻への負担も軽減できます。
組み立てが非常に簡単
![グロウスピカプロの内容物 グロウスピカプロの内容物](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-11.jpg)
組み立ては非常に簡単です。組み立てた後梱包材を片付ける方が大変だったほど。
理由は、細かい部分がほぼ組み上がった状態で届くから。
撮影しながらの組み立てでも30分程で完成しました。
一番大変だったのは、キャスターを脚に圧入する工程でした。それなりに力が必要なので最初の1つ目が大変ですが、1つできてしまえば要領が掴めるので問題ないはずです。
付属品として作業用の手袋も同梱されていて、親切設計で好印象です。
ヘッドレストの可動域が広い
![最大まで伸ばしたヘッドレスト 最大まで伸ばしたヘッドレスト](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-43.jpg)
![一番低い状態のヘッドレスト 一番低い状態のヘッドレスト](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-44.jpg)
ヘッドレストは2D(2種類の調整が可能)になっています。
上下方向の可動域がかなり広く、約6.5cmの範囲で動かすことができます。
![下向きの最大角度 下向きの最大角度](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-41.jpg)
![上向きの最大角度 上向きの最大角度](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-42-1.jpg)
角度も調整でき、首や後頭部への当たり具合を調整できます。
『COFO Chair Premium』の上下方向の可動域は約3cmなので、倍の可動域があります。
より快適な当たり具合に調整することが可能です。
背もたれの上下可動範囲が7cmと広い
![背もたれを持ち上げる筆者 背もたれを持ち上げる筆者](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-54.jpg)
ヘッドレストだけでなく、背もたれ部分も上下に7cmほど可動します。
これにより、ランバーサポートの当たる位置を細かく調整可能です。
背もたれ部分を持ち上げると位置を高くでき、限界まで持ち上げると一旦フリーになって一番下まで下げることができます。背もたれの操作感はかなり良好です。ノッチの感覚も気持ちよく、安っぽさは全く感じません。
低く感じる座面と机の下に入るアームレストの最低地上高
![前方に向かって低くなっている座面 前方に向かって低くなっている座面](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-56.jpg)
いろんな椅子を座り比べて感じたのが、座面の形状に各社の特徴が現れるということ。
『グロウスピカ プロ』の座面は前方に向かって滑らかに下がっており、横から見るとかなり丸みを帯びています。
これにより、床への足付きが良くなって、小柄な方でも椅子が高いと感じにくくなっています。
座っていない状態での座面の最低地上高が約46cmですが、同じくらいの高さの『COFO Chair Premium』と比較すると『グロウスピカ プロ』の方が足付き良く安心感がありました。
また、アームレストの最低地上高は実測値で約66cmほどで、70cmの高さのデスクの下にスッキリ収めることができます。
![デスク下に入る高さまで下がるアームレスト デスク下に入る高さまで下がるアームレスト](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-55.jpg)
僕のデスク環境は椅子の後ろのスペースがそんなに広くないので、スッキリ収納できるのはありがたいです。
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グロウスピカプロ のデメリット
アームレストの上下の調整にコツが必要
![アームレストの高さを両手で調整している様子 アームレストの高さを両手で調整している様子](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-57.jpg)
『グロウスピカ プロ』の一番の欠点がこれ。
アームレストの上下の調整にクセがあり、ちょっとコツが必要なんですよね。個体差もあるかもしれませんが、あまりスムーズとは言えません。
調整方法としては、まず一番上まで引き上げてロックを解除し、さらに一番下まで下げてから再度持ち上げて調整していきます。
好みの高さに調整するまでの手間が毎回かかるのと、動きのスムーズさに欠けており、頻繁にアームレストを操作したいときにストレスを感じます。
また、ノッチの数が細かすぎて一気に3〜4段くらい動いてしまうのと、左右の高さをピッタリ合わせることがとても難しいので、僕はピッタリ合わせたいときは、机の高さを基準に左右の高さを合わせるようにしています。
アームレストの位置を決めてしまって、滅多に動かさない方であれば問題にはなりませんが、使いながら体勢をコロコロ変える可能性のある方は注意が必要です。
ランバーサポートの調整機構に若干チープさを感じる
![ランバーサポートのプラスチック部分が見えてしまう ランバーサポートのプラスチック部分が見えてしまう](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-58.jpg)
ランバーサポートが前後に調整できるのは非常に画期的で、僕にとって『グロウスピカ プロ』の最大の魅力である反面、だからこそもう少しなんとかならなかったのかな…と残念に思ってしまったポイントがこれです。
ランバーサポートを最大まで引き出したときに、調整機構のプラスチック部分が見えてしまいます。
逆に言えば、見えてしまうほど可動範囲が広いということでもあるのですが、個人的にちょっと残念に感じたポイントだったのでお伝えしておきます。
そんなことよりも、稼働する方が重要!という方には全く影響はありません。
キャスターが硬い素材なのでフローリングだと傷が付きやすい
![グラウスピカプロのキャスター グラウスピカプロのキャスター](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-59.jpg)
キャスター素材を公式サイトで見てみると、「ポリマーナイロン+PU(ポリウレタン)CFCsなし」と記載されており、「PU素材ということは柔らかいのかな?」と思っていたのですが、実際にはキャスター表面はかなり硬いです。(メーカーの方にも確認し、「PU素材ではあるが確かに硬いかも」と仰っていました。)
そのため、絨毯ややわらかいクッションフロア等には向いていますが、硬い木の床には向いておらず、床に傷付けずに使うためには椅子用のマットが必須です。
あえて2週間程何も敷かずに木の床で使いましたが、細い線状の跡が無数に付いて、床のワックスのツヤが無くなってきています。
両サイドのキャスターの接地面全体で床に接地しているのではなく、ローラーの内側の縁が微妙に盛り上がっているせいで集中的に床に力が加わり、移動させる際に通った跡の木が凹んで細い跡が付くような感じです。そのため直接的な原因は硬さというよりも、キャスター接地面の形状だと思われます。
![グラウスピカプロのキャスター グラウスピカプロのキャスター](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-3.jpg)
『COFO Chair Premium』もキャスターはPU素材ですが、爪で押すと跡が付くくらい柔らかく、木のフローリングでも傷付くことはありませんでした。
硬いキャスターなので、動かすときは非常にスムーズに動くのですが、僕と同じような木のフローリングで使う場合はマットを敷いてから利用されることをおすすめします。
![](https://hashikan.net/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
フレームが黒いのでほこりが目立ちやすい
![メッシュの下のフレームに誇りが溜まりやすい メッシュの下のフレームに誇りが溜まりやすい](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-60.jpg)
しばらく使っていると、ホコリが座面のメッシュの間から下の黒いフレームの上に蓄積していき、横から見るとホコリが溜まっているのが見えるようになってきます。
僕の場合は2週間で白っぽくなっているのが目立ち始めたので、デスク掃除用のホコリ取りやエアブローを使って掃除をするようにしています。
![掃除のときに使っているブラシとエアブロワー 掃除のときに使っているブラシとエアブロワー](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-62.jpg)
![](https://hashikan.net/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://hashikan.net/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
うちは妻がかなりの潔癖症なので、掃除を怠ると大変なことに…。
同じような境遇の方は参考にしてみてもらえると嬉しいです。
新しい製品なので耐久性は未知数
![グロウスピカプロの座面 グロウスピカプロの座面](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-61.jpg)
発売開始後まだそんなに時間が経過していないため、長期レビューはあまり存在していません。そのため、今後の耐久性についてはまだデータがなく、実際にどうなるかについては、使ってみないとわからない状況です。
ただ、それだとユーザーに対して一か八かの選択を迫らなければならないという状況になってしまうため、ラシカルに確認したところ、この『グロウスピカ プロ』は国際的なオフィスチェア耐久性テスト規格「BIFMA X5.1」の検証テストを行なっており、問題ないことを確認しているとのこと。
確かに、まだ2週間程度ではありますが、ガタが来るなどということは全くなく快適に使えています。
グロウスピカプロをクーポンを使って安く買う方法
もともとのお値段7万円も非常にリーズナブルですが、そこから更に安く買う方法がクーポンコードを使う方法です。
クーポンを使うと更に3,000円引きで購入することができるため、これを使わないと損!(2023年1月現在)
購入する際は必ず使いましょう!
クーポンコードはこちら。
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上記のコードをコピーして、以下の手順に従って『グロウスピカ プロ』の公式ストアでの決済時に「クーポンコード入力欄」にコピー&ペーストしてご利用ください。
販売ページがわかりにくいときのためにURLも貼っておきます。
具体的な手順
上記のURLからラシカル公式サイトのグロウスピカプロ販売ページに移動し、カートに入れます。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-67.jpg)
クーポンコードをコピーして「クーポンコード」欄にペーストし「チェックアウト」をクリックします。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-68.jpg)
「クーポンコードをお持ちですか?」をクリックします。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-71.jpg)
入力欄にクーポンを貼り付け、「Apply」をクリックします。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-72.jpg)
表示が「クーポンコード:〜」に変わったらOKです。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-73.jpg)
右上の✕をクリックします。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-74.jpg)
金額表示が、値引き後の金額になっていればOKです。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-69.jpg)
クーポンコードが反映されていないと、このような表示になります。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-70.jpg)
反映されていない場合は、一度戻って再度クーポンコードを入力しましょう。
連絡先情報を入力します。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-65.png)
Amazon PayやGoogle Payも使えるので、AmazonやGoogleに登録されている配送先情報やクレジットカード情報を使って簡単に決済できます。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-66.png)
Amazon PayであればAmazonに登録されている配送先を選ぶだけなので入力の手間が省けます。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-76.jpg)
こちらが支払い情報。Amazonに登録されているクレジットカードや、ギフトカードも使えます。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-77.jpg)
必要情報を入力後、「ご注文完了」をクリックして発注完了です!
グロウスピカプロ GrowSpica Pro のレビューまとめ
![グロウスピカプロの座面とオットマン グロウスピカプロの座面とオットマン](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-46.jpg)
本記事では高機能チェア『グロウスピカ プロ』をレビューしました。
姿勢とコスパにこだわった高機能チェアで、座り心地と機能性は非常に高次元にまとまっている椅子です。
質感の好き嫌いや、アームレスト部分の使い勝手に少し課題がありますが、総合するととても素晴らしいチェアの一つだと感じました。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/01/growspica-pro-14.jpg)
- 安いのにフル装備で高機能
- 金属パーツが見えないオールブラックのソリッドな外観
- レバーひとつでリクライニング、座面高さ、左面前後が調整できる
- ランバーサポートの飛び出し量が調整できる
- ヘッドレストの可動域が広い
- 組み立てが簡単
- アームレストとランバーサポートの調整機構に若干チープさを感じる
- アームレストの上下の調整にコツがいる
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動画でも良かった点・惜しい点を合計16個のポイントにまとめて解説していますので、ぜひこちらも参考にしてみてください!
動画レビュー
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/08/office-chair-osusume-title.jpg)
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2022/08/cofo-chair-premium-title.jpg)
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2023/06/palmwork-chair-title2.jpg)
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2022/01/business-gadgets-title2.jpg)
![](https://hashikan.net/wp-content/uploads/2022/02/desktour-title.jpg)
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