
デスクトップPCやテレビで映画を見ているときに、

と思ったことはありませんか?
そんなとき手軽に設置できて迫力のサウンドが楽しめるアイテムがサウンドバーです。
サウンドバーとは?
PCやテレビ、スマホなどに接続して手軽に高音質を楽しめる外部スピーカーで、一般的に「Bluetoothスピーカー」と呼ばれるカテゴリーのスピーカーとは違い、バッテリーを内蔵しておらず、テレビやモニターの下に設置できるように横長で棒状の形をしているのが特徴です。

そして今回、TaoTronicsブランドより新発売となった『TaoTronics TT-SK028』をご提供頂きレビューする機会を頂けたので、ご紹介します。
TaoTronicsは主にワイヤレスイヤホンやスピーカーなどのオーディオ系ガジェットを多くリリースされているブランドです。

早速『TaoTronics TT-SK028』を試させて頂き、いろんな音楽を聴き比べてみました。
結論から申し上げますと、音質は低音は控えめですが特に中高音域が得意な特性と感じました。女性ボーカル物やシンセ系のEDMにはピッタリ!
デザインはどんなインテリアにも似合うブラック基調のシンプルなもの。操作は右側のダイヤル一つでAUX、Bluetoothの切り替えからボリューム操作まで全部でき使い勝手はバッチリです。
ココがおすすめ
- 一台でAUXもBluetooth接続もできるので、PCやテレビやスマホなど、あらゆるデバイスの外部スピーカーとして使いたい方にピッタリ。
- 低音がそんなにドスドス出るわけではないので、近隣への音漏れが気になるけど高音質を楽しみたい方にはおすすめ!

メモ
本記事はメーカー様よりサンプル品をご提供頂き作成しています。
気になるところまで読み飛ばす
『TaoTronics TT-SK028』 のスペックと外観
スペック
スピーカーユニット | 合計6W出力フルレンジスピーカー x 2、ツイーター x 2、パッシブラジエーター x 2 |
ドライバー径 | 45mm |
接続方式 | Bluetooth 5.0、3.5mm AUX IN x 1、3.5mm AUX OUT x 1 |
給電方式 | USB電源式 |
ケーブル長さ | USB電源ケーブル(約133cm、本体から取り外せません)、3.5mmオーディオケーブル(約104cm) |
マイク | Bluetoothモードでのみ内蔵のマイクが有効に |
サイズ(高さ X 幅 X 奥行き) | 6 cm x 42 cm x 7.3 cm |
重さ | 760g |
入力ポート | AUX IN × 1 (3.5mmイヤホンジャック) |
出力ポート | AUX OUT × 1(3.5mmイヤホンジャック) |
同梱物 | 3.5mmオーディオケーブル(約104cm)、説明書 |

機能面では、AUX入力とBluetooth接続に対応しており、電源はUSB TYPE-A端子からの給電方式(バッテリー非搭載)となっています。
外観
それでは早速開封していきます!
本体はブラックで統一されており、右側にあるダイヤルだけがシルバーとなっています。
同梱品一覧
- スピーカー本体(電源ケーブルは本体直付け)
- 3.5mmオーディオケーブル
- 説明書等
- ワランティーカード
本体正面に「TaoTronics」のロゴがあります。
向かって右側に配置されているダイヤル。
ヌルヌル動くタイプではなく、コツコツとクリック感があるタイプで、操作感は軽めです。また、ボタンにもなっていて、押すことでAUXとBluetoothを切り替えたり、再生/停止などの操作が可能です。
フロントパネルは細かいパンチングメッシュになっていて、外側から中のスピーカーは全く見えません。
真横から見ると、かまぼこを横に倒したような形状になっています。
背面もシンプルです。バフレスポートみたいな穴は空いていません。
AUX IN と OUT があります。AUX OUT に接続すると、外部出力から音が出ます。
底面は両側にゴム足が付いていて強力にグリップするので、安定して設置することができます。
重さは実測値で780gでした。
『TaoTronics TT-SK028』 の特徴
音質
音質は中高音が強めで、低音は控えめです。
そのため、「低音を強化したい」と思っている方にとっては少し不満が残るかもしれません。
とは言っても低音が全く出ないわけではなく、全体の音のバランスとして低音が少し弱いと感じるだけで、ベースやバスドラの輪郭はしっかりと聴き取れるレベルです。
もちろん、PC内蔵スピーカーとは比較にならないほどの音の広がりと音圧で、あまりコストを掛けずに音質を向上したい方にとってはベストな選択肢の一つです!
高音域 | ツイーターのおかげで、高音域の伸びはとても気持ち良いです | |
中音域 | 中高音域の表現力に秀でています。シンセやストリングスの音が広がります | |
低音域 | 低音は人によっては物足りなさを感じるかも。 | |
音の広がり | スピーカーからのベストな距離は80cmです。デスクの目の前に置くと、最適な広がり感を感じることができます。 |
逆に、一人暮らしのアパートなど、低音が響くと困るようなシチュエーションでのご利用をお考えの方であれば、『TaoTronics TT-SK028』は気兼ねなく使えそうです。
使い勝手
使い勝手は非常に良くて、操作はダイヤル一つで全てできます!
操作方法一覧
機能 | 操作 | LEDインジケーター | |
電源ON | USBケーブルを接続する | 音量ダイヤルインジケーターが青く点灯 | |
電源OFF | USBケーブルを抜く | 消灯 | |
AUXとBluetoothの切り替え | 音量ダイヤルを2回連続で押す | - | |
Bluetoothペアリングモード | Bluetoothモードのときに音量ダイヤルを長押し | Bluetoothインジケーターが青と白に交互に点滅 | |
Bluetoothと接続中 | - | Bluetoothインジケーターが5秒毎に青く点滅 | |
音量調整 | 音量ダイヤルを回す | - | |
再生/停止 | Bluetooth接続中に音量ダイヤルを1回押す | - | |
応答/通話終了 | 着信中に音量ダイヤルを1回押す | - | |
応答拒否 | 着信中に音量ダイヤルを1回押す | - |

利用シーン
PCと組み合わせて
ノートPCやデスクトップPCの外部スピーカーとして目の前に設置すれば、それだけで迫力のサウンドを体感することが可能です。
スピーカーと自分の距離が70cm~80cmくらいの状態がベストポジションです。

TVと組み合わせて
普段お使いのTVの音質を向上させたい方にもピッタリ!
ただ、もともとTVの音質が良い場合はあまり効果がないかもしれないので、小型TVをご利用の場合やスピーカーの音質に不満がある場合に是非お試し頂きたいですね。
TVに外部デバイスへの電源供給用USB端子が付いているモデルであれば、そこから電源を取ることでスピーカーの電源も連動させることができて良いです。

スマホやタブレットと組み合わせて
Bluetooth接続も可能なので、スマホやタブレットと接続すれば、ダイナミックな音質に早変わり!

『TaoTronics TT-SK028』の良かったところ、残念なところ
数日使ってみた感想です。
ココがおすすめ
- 低価格で手軽にPCやTVの音質を向上できる
- これ1台でAUX入力もBluetooth接続も使える
- 操作が超簡単
- バッテリー非搭載なので、充電する必要がない
約4千円という価格でこれだけいろんな用途で使えて、手軽に高音質を楽しめるのは良いですね!
AUXとBluetoothの切り替えが簡単なので、「普段はAUXでPCの外部スピーカーとして利用して、PCを使っていないときにスマホとBluetooth接続してBGMを流す」といった利用方が簡単にできます。
ココが残念
- iPhoneとのペアリング時に、小音量で聴きたいときに細かいボリューム調整ができない
- 電源スイッチがないので、電源を切りたいときはUSBケーブルを抜くしかない
- もう少し低音が出れば最高!
一番困ったのが、iPhoneとペアリングして使用しているときに、小さな音量で聴きたい場合に細かい音量調整ができないこと。
Androidと接続している場合は、スマホ側の音量を小さくしておくことで『TaoTronics TT-SK028』側のダイヤルでも細かい調整が可能なのですが、iOSの場合は『TaoTronics TT-SK028』とiPhone自体の音量が連動して動くので、一番最小の音量から1メモリ音量を上げたときの音量差が大きく、その間が2つくらい欲しいなと感じました。

まとめ 『TaoTronics TT-SK028』は手軽に音質を向上できるサウンドバーのエントリーモデル
『TaoTronics TT-SK028』は初めてサウンドバーを導入される方や、据え置き型の手軽なPCのスピーカーをお探しの方にピッタリの商品です。

『TaoTronics TT-SK028』は こんな方におすすめ
- 初めてサウンドバーを導入される方
- PC内蔵スピーカーでは満足できない方
- 小型テレビの音質を向上したい方
- モノラルスピーカーのタブレットをステレオ化したい方
やはり音ってとても重要ですよね。
私も自宅でPC作業をするときは必ずBGMを流していますが、音質が良いと本当に気持ちよく作業ができます。
初めて「音」を向上させたいと思ったときに『TaoTronics TT-SK028』は一つの選択肢としておすすめできる商品です!
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。