こんにちは。パーツは自分で取り付けるスタイルの、はしかん(@hashikan3)です。
Ankerから新しく発売されたドライブレコーダー「Anker Roav DashCam A0」を見た瞬間、Amazonでポチっていましたw
ここまでコストパフォーマンスの高いドライブレコーダーは今までなかったと思います。
実際に使用してみると、初めてのドライブレコーダーをお探しの方にピッタリのモデルだと思いました。
このレビュー記事を読むと次のことがご確認いただけます。
- 商品の外観チェック
- 取り付け手順
- 実際に録画したサンプル映像
- 駐車監視用内蔵バッテリー持ち時間
Anker Roav DashCam A0 の製品概要を細かくチェック!
それではまず基本スペックから見ていきましょう。
Anker Roav DashCam A0 のスペック
画面サイズ | 2.4インチLCDカラーTFT |
カメラレンズ | 広角レンズ170° F1.4 |
最大ビデオ解像度 | 1080p 30fps (1920 x 1080) |
ビデオクリップ形式 | MP4 |
Wi-Fi | 2.4GHz帯 |
動作温度範囲 | -20℃~70℃ |
動作温度範囲(駐車監視モード) | 0℃~70℃ |
電源 | 5V 1.5A |
重量 | 約87g |
サイズ | 83.4 x 56 x 35.4 mm |
ココがおすすめ
- 広角レンズ170°で広範囲を撮影可能
- フルハイビジョンの高解像度でナンバーもバッチリ撮影可能
- WiFi対応でアプリから簡単に映像を確認したり設定が可能
- 駐車監視モード搭載で当て逃げのリスクを低減
- これらの機能が7,000円を切る価格で手に入る
このあたりの欲しかった機能を低価格で実現しているのがこの製品の一番の魅力ではないかと思います。それでは中身を細かくチェックしていきましょう!
Anker Roav DashCam A0 の本体および付属品
続いて付属品をチェックしていきます。
こちらが外箱となります。Ankerはなんだか青!というイメージなのですが、こちらの「Anker Roav DashCam A0」のパッケージはオレンジを基調としたデザインとなっております。
そして中身の一式がこちら。
内容物一式
- Anker Roav DashCam A0 本体
- ケーブル付きシガーソケットチャージャー
- 取付マウント
- 取扱説明書
- 18か月保証
とてもシンプルな構成ですね。
ちなみにMicroSDカードは付属していないので、別途購入する必要があります。
対応しているMicroSDカードは、Class 10、32GB以上です。
容量別の録画可能時間はこちらです。
メモリーカード容量 | 1080P 30FPS | 720P 30FPS |
32GB | 320分間 | 480分間 |
64GB | 640分間 | 960分間 |
128GB | 1280分間 | 1920分間 |
1080P 30FPS の画質で10分=1GBの容量ですね。
Anker Roav DashCam A0 本体の外観をチェック
本体正面には大きなレンズを搭載。
広角レンズなのでちょっと魚眼っぽい感じですね。
本体上部。左に充電ポート。中央にマウント取付穴。右側に電源ボタンがあります。
本体底部にはなにもありません。
本体正面から向かって右側にはメモリーカードスロットとリセットボタン。反対側はなにもありません。
そして本体の液晶画面側。2.4インチの液晶画面とボタンが4つ付いています。
ケーブル付きシガーソケットチャージャー の外観をチェック
大きさを比較するために本体と一緒に並べてみました。
そこそこ大きいですね。電源を入れると、シガーソケットチャージャーの赤いLEDが光ります。
ケーブル長はきちんと測っていないのですが、約2mはあると思います。
このような取り回しを余裕をもってすることが可能な長さです。
取り付けマウントの外観をチェック
取り付けマウントは、吸盤を含めたすべてのパーツがブラックで統一されています。
フロントガラスへの吸着は出っ張りが付いたダイヤルを90°回転させるとロックが掛かります。
最初、本体とのマウントの向きが180°逆になっていて「あれ?」と思いましたが、ゆっくりと180度回せばOKです。回転するのは横方向の画角調整の事を考えれば当然っちゃ当然ですが・・・。
吸盤です。吸盤自体も黒いので、フロントガラスに取り付けても全く目立ちません。
吸盤を横から。アームも短いので、全体的にコンパクトな印象です。
Anker Roav DashCam A0 の取り付け
本体の取り付け
早速取り付けたのですが、取り付け位置はドライバーの視界を妨げないように助手席側に取り付けました。
運転席側からはミラーの後ろに完全に隠れる様に設置可能です。
外側から。あまり目立ちませんね。
配線処理
電源はヒューズボックスから取ることにしました。ヒューズボックスから電源を取るために一緒に購入したのがこちらです。
裏面に使用例が記載されています。ヒューズも3種類に対応していますので万能ですね。
他の大きさのヒューズに変えるには、ガラスヒューズの根本から交換するようになっています。
配線処理ですが、このように赤線の経路を辿っています。それにしてもフロントガラス汚いですね・・・。
私の車の場合はヒューズボックスが運転席側にあるので、電源ケーブルをバックミラー裏側を通してフロントガラスと天井の内張りの間にグイグイと押し込んでいきます。
端まで来たら、今度はピラーの内張りの隙間に押し込んでいき、フロントドアのウェザーストリップゴムをめくって隙間に押し込んで下まで降ろしてきます。配線処理は思ったより簡単にできました。やる前は、「ピラーの内張りとか剥がすの大変そうだなー」とか思っていたのですが、実際にやってみると内張りを剥がさなくてもグイッとやると意外と隙間ができますし、ウェザーストリップの黒いゴムってめくると隙間がありますね。(※車種にもよると思います)
そしてヒューズボックスまで来たら、電源ソケットを使って配線処理を行って終了です。車種別の取り付け手順は「みんから」とかで調べると色々出てくるので事前に調べておきましょう。※取り付けは自己責任でお願いします。
取り付け前。
取付後。
私の車の場合はアクセサリー電源で空きがあったのでそこから取りました。
ソケットと余ったケーブルをまとめて空きスペースに収納して完了です。
Anker Roav DashCam A0 実際の録画映像
録画映像(無加工)
それではまず実際の録画映像を御覧ください。
高速道路の走行映像です。
フルHDの高精細な映像をご確認頂けるよう、無加工でそのままアップロードしています。また、ワイドダイナミックレンジ(WDR)ビデオシステムの性能を確認できるよう、トンネル出入りの瞬間も収録しています。
昼間の録画イメージ(静止画)
続いて昼間、夕暮れ、夜間の録画映像スクリーンショットをご覧ください。
まずは昼間の映像から。
フロントガラスのミラー付近に取り付けているにも関わらず、両サイドのピラーの根元部分が映っているのがお分かりいただけると思います。
170°の広角レンズのおかげで、かなり広範囲の撮影が可能となっています。
LED信号もキッチリ映っています。
右折レーンにいますが、右側の横断歩道が映っています。
夕暮れの録画イメージ(静止画)
街灯が点灯する直前の雲が出ている夕暮れ時ですが、そこそこ明るく映っています。
夜間の録画イメージ(静止画)
夜間でも道路の状況がよく映っています。
対向車のライトの光を受けても、フロント部分がきちんと映っていますね。
Anker Roav DashCam A0 ファーストインプレッション
170°の広角レンズは伊達じゃない
実際の映像を見ると、左右両方のピラーが見えていることがわかります。
そのため、万が一横からの飛び出しがあったとしてもバッチリカメラに映像を収めることができます。
テレビの電波にも干渉しない
低品質のドライブレコーダーだと、地デジの電波に悪影響を及ぼして全くTVが見れない状態になってしまうものがありますが、こちらの商品はTVはきちんと試聴できました。
購入前にこの点が非常に心配だったのですが、良かったです!
アプリが使いやすい
本体にWi-Fiを内蔵しており、スマートフォンにインストールした専用アプリからWi-Fiを通じて録画映像を視聴したり、設定変更が可能となっています。
これがとても使いやすいですね。日本語もきちんとしています。
アプリの再生画面で拡大縮小ができる
本体の録画映像をアプリで視聴する際、再生時でも一時停止時でも、ピンチアウトすれば見たいところを拡大できます。
この機能のおかげで、万が一事故や駐車中に当て逃げに遭ってしまったときでもその場ですぐに相手の車のナンバーなどを確認することができますね。
これは心強いです。
駐車監視機能搭載で安心!
この機能がドラレコを買う一番の目的である方も多いのではないでしょうか。
駐車中に振動を感知した場合には、自動で30秒間録画されます。
私もこの機能が欲しかったんですよね~。当て逃げとかされたら絶対に嫌ですもんね・・・。
この価格で駐車監視機能搭載はとてもうれしいです。
こんなに機能満載なのに安い!!
このような便利な機能を満載しているにも関わらず、価格が定価で
7千円を切る!
という激安っぷりです・・・。
ほ、本当ですか・・・!?
Ankerさん、安すぎなんでは・・・。
ドライブレコーダーって、生活必需品ではないので、
「付けたいけど別にそんなに高いお金出してまで付けなくてもいいかな~」
とか
「夏場に灼熱地獄になるから、高いやつ付けてももすぐに壊れるんじゃ・・。」
という私みたいな方が結構多いのではないかと思うんですよね。
しかし、この価格だったら万が一すぐに故障してもあきらめが付く値段ですし、なんと保証期間が18か月もついているので、18か月使ったとして1日あたり約13円です。
え・・。安すぎる・・。
当て逃げされたら修理代に一体何円かかるのかわかりませんが、保険としては安すぎる金額ですよね。
駐車監視機能付きドライブレコーダーが欲しいけど迷っている方は、是非この「Anker Roav DashCam A0」でドライブレコーダーデビューされてみてはいかがでしょうか。
内蔵バッテリーの容量が不明だったが、検証の結果なんと・・!?
これまで良いことばかりなので、一応少し気になる点も書いておきます。
正直あまり不満点がないのですが、強いて言えば内蔵されているバッテリーの容量が説明書にもどこにも書かれていない事ですね・・。
駐車監視機能が一体どの程度持つのか想定できません。
私のような週末ドライバーがもし仮に駐車監視機能をONにした場合を考えてみましょう。
私も実際週末しか車に乗らないので、日曜の夜から土曜日の午前中までは車を動かしません。
その間約5.5日間は電源供給が全くなくなるわけですが、果たしてどの程度駐車監視機能が持つのか・・・。
内蔵バッテリーの検証結果!何日間持ったのか!?
1週間使用して、内蔵バッテリーの持ち具合がわかりました。
結果は、内蔵バッテリーのみで、
5.5日間無給電で、30秒間の動画を12本分録画可能です。
何日バッテリーが持つかは、録画の回数によって変動します。
この結果の根拠ですが、日曜日の夜に車の使用を終えたところから駐車監視が始まりました。
駐車監視の感度を「高」にしていたのですが、その後大雨が降り、瞬間的に雨が強くなったと思われる時刻に雨の衝撃で30秒の動画がいくつか残っていました。
結果的に、一週間の間で16本の動画が録画されていたのですが、13本目からは30秒ではなく、15秒とか10秒といった録画時間になっており、おそらく録画中にバッテリーが力尽きて途中で切れたものと思われます。
次の土曜日に車に乗り込む際も衝撃を検知し、かろうじて録画が始まりましたがすぐにシャットダウン時の音楽が流れて電源が落ちたので、おそらく30秒に満たない録画時間の動画はこれと同じような状況になっていたと思われます。
このような結果から、駐車監視機能について1週間使ってみて判ったことは以下となります。
駐車監視機能で判ったこと
- 駐車監視感度は「高」から「中」にしたほうがよさそう
- 普段のお買い物中の監視は十分すぎる性能を持っている
- 週末ドライバーでも、車に乗らない平日5.5日間はバッテリーが持ちそう
たまたま大雨が降ってくれたおかげでいろいろ判りました!引き続き駐車監視感度を「中」にして検証を続けていこうと思います。
Anker Roav DashCam A0 まとめ
やはり Anker Roav DashCam A0 はコスパ高かった!初めてのドライブレコーダーやサブとしておすすめ!
正直ここまでの機能満載なのに定価で7千円切りを実現している製品は今までなかったのではないかと思います。
私自身2年前くらいから「ドライブレコーダー欲しいな~」と思い、新製品がリリースされるたびにチェックはしてきましたが、この「Anker Roav DashCam A0」は見た瞬間にポチっていました・・。
実際に取り付けた後もとても満足しています。駐車監視機能も必要にして十分な機能を兼ね備えていることも判明しましたし、これはコスパ高いですね!
実際に事故やトラブルが発生してしまった後で
「ああ~・・・やっぱりあの時ドライブレコーダーつけておけばよかった~・・・。」
なんてことにならないように、今まさにドライブレコーダー購入を迷っている方にこそオススメしたい商品です!
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。