こんにちは。はしかん(@hashikan3)です。
ドローンと言えば、一般的に思いつくのが空撮用のドローンですよね。
その空撮用ドローンのトップシェアを誇るメーカーが中国の「DJI」です。「DJI」が2018年8月に世に送り出した最新機種が「Mavic 2 Pro」と「Mavic 2 Zoom」ですが、発売されたばかりの実機をレビューする機会がありましたので、取材してきました!
「Mavic 2 Pro」 と 「Mavic 2 Zoom」 の違いは?

違いはカメラのみ
「Mavic 2 Pro」 と 「Mavic 2 Zoom」 の違いは、「カメラ」のみです。

DJI公式ページに以下のように記載されています。
Q. Mavic 2 Pro とMavic 2 Zoomの主な違いは何ですか?
A. 2つのモデルの違いは、ジンバルカメラのみです。Mavic 2 ジンバルカメラ交換サービスをオンライン修理リクエストページから購入することにより、DJIのアフターサービスに送り、別のジンバルカメラに交換することができます。
https://www.dji.com/jp/mavic-2/info#faq 公式ページのFAQより引用
Q. Mavic 2 ProとMavic 2 Zoomに搭載されているカメラのそれぞれの特徴を教えてください。
A. Mavic 2 Proには、新しくHasselblad L1D-20cカメラが搭載されています。刷新された1インチCMOSセンサーの有効検知範囲が、前モデルMavic Proと比べて4倍になり、より多く光を取り込むことができます。このセンサーの大型化により、低照度環境下でも優れた性能を発揮し、ISO感度の設定範囲は拡張され、 ISO上限値は3200から12800へ引き上げられました。Mavic 2 Zoomは、光学2倍ズームレンズ (24 mm – 48 mm)を搭載。デジタルズームと合わせると最大4倍までズームできる1/2.3インチ12MPセンサーを搭載し、ダイナミックに奥行きを描写できます。
https://www.dji.com/jp/mavic-2/info#faq 公式ページのFAQより引用
Mavic 2 Proにはハッセルブラッドというメーカーのカメラが搭載されており、先代のMavic Proからするとかなり画質が良くなっているようです。
また、Mavic 2 Zoomには光学2倍+デジタルズームで最大4倍までズームが可能とのことです。
Mavic 2 Zoom の実機レビュー
では早速「Mavic 2 Zoom」の実機をチェックしていきましょう!
Mavic 2 Zoomの外観をチェック
Mavic Pro シリーズは、初代の「Mavic Pro」から「Mavic Pro Platinum」と続き、そしてこの度の「Mavic 2」へと進化しました。
折りたたんだ状態での後ろ側。障害物検知用の「後方ビジョンシステム」や後部上面には「上方赤外線検知システム」が。センサーだらけで安心ですね(笑)

折りたたんだ状態での左側面から前面にかけて。先代の「Mavic Pro」と比較すると、「前方ビジョンシステム」の部分がやや前方の伸びた感じです。アーム部分はやや丸みを帯びた印象ですね。

前面部分。カメラカバーが付いた状態です。

アームを広げた状態です。基本的な形状は先代の「Mavic Pro」とあまり変わってないですね。本体後方の側面に、「側面ビジョンシステム」のセンサーが見えます。

コントローラと本体の大きさはこのような感じです。

コントローラーの形状もほとんど変化なしです。色がシルバーっぽくなってますね。ちなみにセットしているスマートフォンは「OPPO Find X」です。これまたマニアックな端末(笑)

それでは飛ばしていきます!
Mavic 2 Zoom 起動!3軸ジンバルのキャリブレーション動作が妙にガジェット心をくすぐる!
Mavic 2 Zoom 起動!ポチ!
うーん。カッコいい!
無意味に何度も電源をOFF/ONしてしまいそうです!
Mavic 2になって増した安定感
強めの風が吹いている状況でも安定したホバリングを見せる「Mavic 2 Zoom」。
めっちゃ安定してます。
4倍ズームのテスト
Zoomの名前の由来でもあります、ズーム機能をテストしてみましょう!
標準がこちら

そして4倍ズームがこちら!

かなり大きく見えますね!
ズーム機能は今までに無かった機能なので、ズーム機能を使った新しい空撮映像が沢山出てきそうで楽しみです!

ジンバル可動域をDJIゴーグルのヘッドトラッキングでテスト!
DJIゴーグルのヘッドトラッキング機能を使うと、頭の動きに合わせてカメラが連動します。これを使ってカメラの動作範囲をテストしました。
目視外飛行になっちゃいけないので、息子にゴーグルを装着してグリグリ動かしてもらいます。

真下とかは当たり前に動作するので、左右の上方向がどうなるか検証します。
まずは左上方向。

おおっ!
アームがほとんど見えてしまっています!
そして右側も・・・。

左右の可動域はかなり広がっていますね。
実際の撮影時には、アームやスキッドが画角に入らないようにすると思いますが、被写体がフレームアウトしてしまう確率がかなり減るのではないかと思います。
まとめ
今回は「Mavic 2 Zoom」を取材しました。
空撮用のドローンとしての成熟度はかなり上がった印象ですね。それでいて折りたためてどこへでも運べてしまうという機動性も兼ね備えており、空撮ファンの可能性を格段に広げてくれる機種であることは間違いありません!
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