メモ
本記事では、2020年5月よりクラウドファンディング「Makuake」にて支援購入可能となった多機能モバイルバッテリー「Harbor」をレビューしています。30,000mAhもの大容量にくわえ、ワイヤレス充電、ソーラーパネル、LEDライト搭載、6デバイス同時充電など、機能性も抜群です。
今回ご紹介するのはモバイルバッテリーなんですが、普通のモバイルバッテリーではありません。
私も日々たくさんのガジェットに囲まれて生活してきたため、今までにモバイルバッテリーは10個以上使ってきました。
ただここまで大容量で高機能なモバイルバッテリーは今回が初めてです。
それが今回ご紹介する、あらゆるデバイスの「港」となるモバイルバッテリー『Harbor』です!
Harborの特徴
- 30,000mAhの大容量
- 高速ワイヤレス充電
- ソーラー充電対応
- 6台の端末を同時に充電可能
- 防水防塵
- 最大30時間のLED照明
ここまで大容量だとかなり安心感がありますし、これ単体でワイヤレス充電も可能なので、万が一ケーブルを忘れたとしてもワイヤレス充電対応スマホであればちゃんと充電できちゃいます。

実際に細かい特徴や実際に使ってみて感じたメリット・デメリットなどをまとめましたので参考にしていただけると嬉しいです。
メモ
本記事はメーカー様よりサンプル品をご提供頂き作成しています。
気になるところまで読み飛ばす
Harbor の外観と付属品
初めて見たときの印象は「結構大きいな」でした。

手で持つとその大きさがよく分かります。がっしりと掴んでも表面のソーラーパネルには全く指が被っていません。
持ってみた印象としては、大きさの割にそんなに重くない印象。
本体は全面を覆うソーラーパネルが目を引きます。
ワイルドなデザインと防水防塵性能から、かなりアウトドアでの利用を意識していることが伺えます。
手で掴んだちょうど人差し指付近に電源ボタンがあります。
『Harbor』のロゴの下側にLEDライトが2連で搭載されています。
反対側にあるゴムパッキンをめくると・・・
USB端子が現れます。
モバイルバッテリーを充電する際は、「Micro USB」か「TYPE-C」ポートで。
モバイルバッテリーを使ってデバイスを充電するときは、4つの「USB TYPE-A」ポートと1つの「TYPE-C」ポートが使えます。

ソーラーパネルの反対側には10Wで充電可能なワイヤレス充電器まで搭載しています。
この時点でほぼ全部入りなんではないでしょうか。

- 本体
- TYPE-A – TYPE-C ケーブル
- Micro USB ケーブル
- 取り扱い説明書
内容物は非常にシンプルです。
Harbor のスペック
仕様
バッテリーセルタイプ | リチウムポリマー電池 |
バッテリー容量 | 30,000mAh(111Wh) |
Micro USB入力 | 9V/2A 18W |
ソーラー入力 | 5V 300mA |
TYPE-C 入力/出力 | 9V/2A 18W PD3.0 |
USB-A 出力 x 1 | 9V/2A 18W QC3.0 |
USB-A 出力 x 3 | 5V/3A 15W |
ワイヤレス出力 | 10W |
LEDライト | 900ルーメン、最大30時間点灯可能 |
SOSフラッシュライト | 2モード |
サイズ | 188 × 99.5 × 36.8 mm |
重さ | 760g |
認証 | CE/FCC/PSE |
ライフサイクル | 500サイクル |
保証期間 | 12ヶ月 |
『Harbor』は合計6つの入出力ポートと、1つのワイヤレス充電器を備えています。
TYPE-Cポートは入出力兼用で最大18Wの高出力対応。青いTYPE-Aポートは急速充電可能なQC対応です。
10Wのワイヤレス充電器も内蔵しており、「iPhone11」や「AirPods Pro」といったワイヤレス充電対応機器を乗せるだけで充電できます。
大きさと重量
『Harbor』はモバイルバッテリーの中ではかなり大きな部類です。
大きさは 188 × 99.5 × 36.8 mm
重さは実測値で 748g でした。
12.9インチの「iPad Pro 2020」の重さが643gなので、それよりも重いです。
数値だけ見ると結構重いのですが、持ってみると想像よりは軽く感じます。
Harbor の特徴
30,000mAhの大容量
『Harbor』は30,000mAhの高性能ポリマー電池を採用しており、「iPhone11」なら9回、Nintendo Switchなら7回も充電できてしまいます。

https://www.makuake.com/project/harbor/ より引用
スマホならこのモバイルバッテリーだけで10日は持ちそうですね。災害時などかなり心強い存在となりそうです。
10Wのワイヤレス充電
ワイヤレス充電対応機器であれば乗せるだけで充電可能です。
試しに「AirPods Pro」と「iPhone11 Pro Max」を乗せてみましたがちゃんと充電されました。
通常は電源がOFFになっているので、最初に電源ボタンを押してONにし、機器を乗せると充電が開始されます。
ソーラー充電
天気の良い日であれば本体内蔵のソーラーパネルで『Harbor』本体に充電可能です。
面白いのがソーラーパネルで発電していることを表す「SOLAR」LED。
ソーラーパネルで発電されると、この緑のLEDが点灯し充電されているのを教えてくれます。
ただ、この本体内蔵ソーラーパネルだけで満充電にするにはかなりの時間がかかりそうです。
ソーラーパネルの出力は、
5V/0.3A 1.5W
というとても小さな出力なので、普通に充電するときの12倍もの時間がかかる計算になります。
そんなときに役立つのがオプション品の別売りソーラーパネルです。
最大2枚まで連結することができ、2枚で最大15Wで充電することが可能です。

https://www.makuake.com/project/harbor/ より引用

最大6台の同時端末を同時充電可能
最大6台ものデバイスを同時に充電できるのもこの『Harbor』の強みです。
6試しにスマホ2台、タブレット1台、Apple Watch 1台合計4台のデバイスでテストしたところきちんと4台同時に充電ができました。
防水防塵
これはアウトドアなど屋外で使用する際に助かる機能です。
試しに水をぶっかけてみましたが特に何事もなく使用できています。

最大30時間のLED照明機能
山登りで遭難したり、大規模停電に見舞われるなど災害に遭われたときに役立つLED照明も内蔵しています。
電源ボタンを素早く2回押すとLEDライトが点灯し、その後は1回押すごとに点灯モードが変わります。
モードの切り替えは
点灯(強) → 点灯(弱) → 点滅 → SOS点滅 → OFF
と、合計4つの点灯モードおよび点滅モードを搭載しています。

急速充電を試してみた
『Harbor』の急速充電性能を試してみました。
バッテリー残量が25%まで減った iPhone11 Pro Max を、TYPE-Cポートを使って充電し、出力を計測しました。
計測の結果、17.58Wの出力が出ました。
ちゃんと急速充電できています。
iPhoneのバッテリー残量が25%の状態から充電を開始し、40分後に78%まで充電できました。

Harbor のメリット・デメリット
しばらく使ってみて感じたメリットとデメリットをまとめます。
ココがおすすめ
- 急速充電のおかげで短時間でもしっかり充電可能
- ワイヤレス充電も10Wでの高出力充電可能なので、実用的
- 長時間のカメラ撮影など、たくさんの機材を使う作業でこれがあると安心感がある

ココがおしい
- エッジ部分の赤いゴムがちょっと目立つ
- 本体内蔵ソーラーパネルだと少量しか充電できない

注意ポイント
あと気をつけておきたいポイントとしては、飛行機に持ち込み可能な上限100Whを超えているため、機内持ち込みも手荷物預け入れも不可能という点。
Harbor レビュー まとめ
『Harbor』は、クラウドファンディング「Makuake」で支援購入できる30,000mAhの大容量モバイルバッテリーで、ワイヤレス充電、防水防塵、ソーラー充電、LED照明など、豊富な機能を搭載した欲張り仕様になっています。
アウトドアや災害備蓄にもピッタリで、利用するシーンを選びません。

Harborの特徴
- 30,000mAhの大容量
- 高速ワイヤレス充電
- ソーラー充電対応
- 6台の端末を同時に充電可能
- 防水防塵
- 最大30時間のLED照明
こんな方におすすめ
- バッテリー切れの心配がない大容量のモバイルバッテリーが欲しい
- 複数のデバイスを使いこなしており、同時に充電できるものを探している
- ワイヤレス充電機能を搭載した大容量モバイルバッテリーが欲しい
- キャンプ用として屋外で安心して使えるモバイルバッテリーが欲しい
- 災害備蓄としてのモバイルバッテリーを探している
たくさんの機材を使うガジェット使いの強い味方『Harbor』はクラウドファンディング「Makuake」で支援購入可能です。
6月末まで支援可能ですので、気になる方はぜひ「Makuake」の詳細ページをご確認ください。
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
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