こんにちは。ドローンデビューはレーシングドローンだった、はしかん(@hashikan3)です。

しかし、今回ご紹介するこの「DJI Inspire2」を間近で見る機会はそうはないと思います。
なぜなら、「DJI Inspire2」は空撮ドローンの中で間違いなく最高峰の機種であり、テレビ局ですらその性能を持て余すほどの高性能っぷりで、さらに価格もバケモノ級に高級で、しかも見た目もオバケ級にデカく、プロペラ音に恐怖を覚えるほどです。
Inspire2の主な用途としては、
- 映画撮影
- 世界遺産の撮影
- 研究目的の特殊な観測
といったまさしく「職人」が使う空飛ぶ「装置」「道具」「機材」といった印象です。
本記事では、そんな特殊機材である「DJI Inspire2」がめちゃめちゃ気になっているんだけど、もっと写真や動いているところを見たい!という方向けに、いろんな角度から撮影した写真をふんだんに使用してご紹介したいと思います。
DJI Inspire2を写真で見ていく
ケース外観 とにかくデカイ!
ケースをはじめて見た時の最初の印象ですが、「デカイ!」の一言です。
材質は硬質発泡スチーロールです。
単体ではその大きさがわかりにくいですが・・・。
Mavic Pro のケースと比較してみるとその大きさがわかりますね。
私が持ってみました。
人が持っているとさらにその大きさがよくわかりますね。
何も知らない人が見たら、この中に入っているものがドローンだなんて思わないでしょう…。
ケース内部 効率良くまとまったレイアウト
開けると真っ平らになったInspire2本体や送信機、カメラケース、バッテリーが入ってます。カメラケースは2セット入ります。
送信機は横向きに収納されています。
バッテリーは4本収納可能です。
全体的によくまとまったレイアウトです。どう頑張ってもこれが一番コンパクトにまとまった大きさなんでしょうね。
レンズ ZENMUSE X5S こ、これだけで25万えんですか・・へ~・・
3軸ジンバル付きのレンズキットです。
5.2K 30FPS,4K 60FPS で動画が撮れます。
もはや何言ってるかわかりません。
これはどうみても一眼レフでしょう!
と思ったらマイクロフォーサーズマウントでレンズ交換できちゃいます。
まさしく空飛ぶ一眼レフでした!
Inspire2本体 エイリアンですか?イカですか?
これだけ本体がデカければ強風時でも安定した映像が撮れそうです。
本体もデカイですけど、Mavic ProやMavic Airに慣れた目には、ぱっと見て異様にカメラがデカイと感じます。
水平に近い角度で見るとイカっぽいですね。
左斜め前から。
こうして見ると、無駄の無い造形で美しいとさえ感じてきます。
左後方から。
この角度から見ると、首のないエイリアンに見えます。
右後方から。
本体後方にバッテリーを2本搭載できます。
後方の拡大画像。右側の本体中央にあるボタンが電源ボタンです。
左側にあるちょっと出っ張ったボタンはバッテリー取り外しボタンです。
なんでしょうね。このミリタリー感。
2つ並んでいるのは上方向赤外線センサーです。
上方向の障害物をコイツが検知します。
前方のカメラ部分です。
横方向に出っ張っているのが前方ビジョン・システムです。
その真中に角度調節可能なFPVカメラがあります。
つまり、カメラが2つ搭載されているわけですね・・。
まさに、前方に死角なし!といった出で立ち。
まいりました。
本体底面には下方ビジョンシステムが搭載されています。
下方向はコイツが見張ってます。
カメラのマウント部分。
とても頑丈そうです。
プロペラ部。
プロペラは簡単に脱着可能です。
カーボン製のアーム。
ここだけ見ると、まるで徹底的に軽量化した物干し竿ですね。
こんなにも高級感の無いカーボン模様を見たのははじめてです。
プロペラも長いです。
こんなのに当たったら、ビシィッ!!って切れちゃいますよね。ビシィッ!!って。
絶対にちびっ子の近くでは飛ばしてはいけません。
それでなくてもちびっ子には大人気ですからね。ドローンって。
アーム可動部分。
このあたりは無骨な印象ですがキライではありません。
この根本にアーム可動部分の動力部があります。
ここがウィーンって動いて変形するわけです。
アームジョイント部のDJIの文字が渋いです。
ランディング部。
間に挟まっているゴムがサスペンションの役割を果たすわけですね。
送信機 完璧にコントロールするには熟練の技が
送信機です。
正面はシンプルですが、送信機上部にカメラを動かすダイヤルやシャッターボタン等があります。
これを完璧に一人で操縦するにはかなりの練習が必要でしょう。
飛行と撮影で2台の送信機で別に操作することも可能です。
トランスフォーム! 「イカの天日干し」から「プレデター」へ!
Inspireシリーズの一番の特徴と言っても過言ではないのがこのトランスフォームでしょう!
かっこ良すぎ!
私の中でのイメージ画像です。
いつの日か、自分のInspire2を手に入れたあかつきには、プレデターちゃんと名付けたいと思います。
まとめ Inspire2は空撮ドローンの最高峰 まさに変態ドローンでした
Inspire2のファーストインプレッション
- デカイ!
- トランスフォームがかっこいい!
- レンズが一眼レフ
- プロペラ音が怖い
- 安定しまくり
- 映像がキレイすぎ!
今回、「DJI Inspire2」を取材して空撮ドローンの最高峰を間近で感じたわけですが、これはどう考えても趣味の領域を超えていますね。
しかし世の中には趣味で所有されている方もいらっしゃるかと思いますが、敬意を込めてこう呼ばせていただきます。
変態
と。
かく言う私もいつか「変態」と呼ばれる存在になれるよう頑張りたいと思います。
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。